• ホーム
  • トレンド
  • 練馬ってどんな街? 東京23区で最も住みやすい魅力に迫る!

練馬ってどんな街? 東京23区で最も住みやすい魅力に迫る!

時事ネタ

2021/05/22 19:00

 「遊びに行くのは楽しいけど、住みたくはない」。地方在住で、「東京」のイメージをそのように思う人もいるのではないだろうか。東京在住でも、「東京に住んでいるけど、できれば田舎に帰りたい」と考えている人もいるかもしれない。しかし、東京にも落ち着いて生活できるエリアはある。その一つが練馬区だ。そこで、東京23区で最も住みやすいとの見方が強い練馬の魅力に迫ってみたい。


 まず練馬区は、東京23区で最も西に位置する。人口が世田谷区に次いで2番目に多く、面積が5番目に大きい。歴史は浅く、東京23区の中で最後にできた区である。豊島区、杉並区、中野区、板橋区と隣接しており、都心部へアクセスしやすいベッドタウンでありながら、繁華街もあってバランスが良い。大都市池袋へのアクセスが良く、所沢や新座などの埼玉エリアにも行きやすい。「適度な都会に住みたい」人には最適といえよう。

 アルヒが手がけた「本当に住みやすい街大賞2021」では、練馬区の大泉学園が関東エリアで第2位に選ばれた。第1位は埼玉県の川口であるため、東京23区内では、練馬区の大泉学園が最も住みやすいエリアということになる。

 第2位に選ばれた理由として、駅前に「ゆめりあフェンテ」と「グランエミオ大泉学園」という商業施設が立地し、ショッピング環境が充実していることや、駅を少し離れると閑静な住宅街になり、自然も豊富で、老若男女が暮らしやすい環境が整っていることなどが挙げられた。 

 大泉学園をはじめ、練馬区には公園が多く、東京23区とは思えない自然豊かな環境がある。東京23区で最も公園の数が多く、その数はなんと全部で687個。その中でも特に有名なのが「石神井公園」だ。
 

 石神井公園には、池や城跡があり、さまざまな種類の花が咲く中、ボートに乗って水鳥や野鳥を観察することができる。また、野球場やテニスコートがあり、スポーツも楽しめる。さらに、売店で団子を買って、水辺を眺めながら食べるのも落ち着く。
 

 このように、練馬区は自然豊かで治安が良く、繁華街と住宅街のバランスが取れた最も住みやすいエリアといえる。ちなみに、東映アニメーションの本社もあり、日本アニメの発祥地とも呼ばれているため、アニメ好きも楽しめるのではないだろうか。東京に住みたいけど静かな環境で暮らしたい、都心部にアクセスしやすいところに住みたい、豊かな自然に囲まれたい。そんな願いを全て叶えられるのが、練馬区である。(フリーライター・中村スバル)