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富士フイルムが3位に急浮上! ミラーレス一眼の最新販売動向

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年2月におけるミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数前年同月比は73.0%だった。61.1%だった前月よりも改善がみられたものの、長引く外出自粛の影響で本格的な回復は遅れている。


 メーカー別の販売台数シェアでは、大きな動きがあった。これまで4位が定位置だった富士フイルムが、OMデジタルソリューションズ(旧オリンパス)を抜いて3位に急浮上した。2月の同社のシェアは20.2%で、2位のキヤノン(22.2%)に迫る勢いだ。一方、首位のソニーは33.0%まで上昇し、直近1年で最高値を記録した。
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、ソニーの「α6400」が15.3%と突き抜けている。キヤノンの「EOS Kiss M」は旧モデルが2位に、新モデルが4位に付けている。好調の富士フイルムの売れ筋は「FUJIFILM X-A5」。7.0%で3位にランクインした。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。