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新型コロナで女性の4人に1人が投資に興味、ソニー銀行が調査

データ

2020/07/17 08:30

 ソニー銀行は7月16日、20~54歳の女性を対象に実施した「女性の資産形成・資産運用に関する調査」の結果を発表した。調査は、20~54歳の女性500人を対象に6月6~7日の期間に行われている。

資産形成や資産運用に興味がある女性は約4割に

 調査対象者に、投資(資産形成・資産運用)に興味があるかを尋ねたところ、「とても興味がある」(14.4%)、「やや興味がある」(25.0%)を合わせた、約4割の女性が資産形成や資産運用に興味があることが分かった。
 
最も投資に興味がある女性の年齢層は45~49歳

 年齢別では、「とても興味がある」という回答の割合が25~29歳で19.7%、35~39歳で18.3%となっており、「やや興味がある」は20~24歳が31.9%で最も多い。「とても興味がある」と「やや興味がある」の合計では、45~49歳(46.5%)が最多で、35~39歳(42.2%)、25~29歳(40.8%)がそれに続く。
 
新型コロナによる投資への関心はほぼ変化がないものの、4人に1人は関心が高まったと回答

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、投資(資産形成・資産運用)への興味が高まったかどうかを尋ねた質問では、「とても高まった」(7.2%)、「やや高まった」(17.2%)、「変わらない」(63.4%)、「低くなった」(12.2%)という結果で、全体で「変わらない」が半数以上を占めたものの、24.4%は投資(資産形成・資産運用)への興味が高まったことが明らかになっている。
 
すでに投資を始めている女性は2割程度

 調査対象者のうち、すでに投資を始めている人は22.2%にとどまる。
 
投資を行っている理由は「将来の経済的な不安を減らしたい」から

 調査対象者のうち、投資を行っている人、および投資に興味がある人を対象に、投資を行っている理由を尋ねたところ、「将来の経済的な不安を減らしたい」(66.5%)という回答が最も多かった。

 年齢別では、20~29歳では「好きなことに使うお金をふやしたい」が多く、40~44歳と50~54歳では「預金では利息がほとんどつかない」が多い。
 
投資を始められない主な理由は「どのように始めればいいかわからない」「十分な知識、経験がない」
「損をすることが怖い」

 投資に興味はあるものの、始められていない人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「どのように始めればいいかわからない」(69.3%)、「十分な知識、経験がない」(65.3%)、「損をすることが怖い」(46.5%)が上位となった。
 
最も行われている投資方法は「円定期預金(積立含む)」

 投資を行っている人および投資に興味がある人に、どのような投資を行っているかを尋ねたところ(複数回答)、「円定期預金(積立含む)」(42.0%)が最も多く、「NISA(積立含む)」(32.1%)、「投資信託(積立含む)」(30.7%)、「株式投資」(28.3%)、「外貨預金(積立含む)」(17.5%)、「iDeCo」(15.6%)が続く。
 
投資における情報収集手段として最も利用されているのはウェブ

 投資を行う上で、どのように情報を集めたいかを尋ねた質問では、「ウェブ上で情報を集める」(52.3%)という回答が最多で、次いで「書籍・本から情報を集める」(24.4%)、「銀行などの店舗でアドバイザーと話す」(22.3%)、「投資に詳しい友人・知人と話す」(22.3%)という順となった。