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あおり運転厳罰化がトリガーに、ドラレコ市場が復調の兆し

 全国の家電量販店ECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、6月のドライブレコーダー(ドラレコ)の販売台数は前年同月比84.2%。依然として前年割れだが、4月の58.6%、5月の62.7%からは急速に回復。あおり運転の厳罰化によって再度市場は注目を集めている。


 メーカー別の販売台数前年比はコムテックが73.8%、JVCケンウッドが94.2%、ユピテルが117.8%。週次の推移では6月に入ってJVCケンウッドが急上昇し、後半の2週ではトップに立っている。
 

 機種別の販売台数シェアランキングではコムテックの定番モデル「ZDR-015」が1位を死守。2~4位にはJVCケンウッドのモデルが浮上してきた。1カメラタイプより単価は上がるが、あおり運転対策に有効なフロントとリアの2カメラタイプの人気が高まっている。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。