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ファミマがマルチポイントサービス開始、3大共通ポイントどれためる?

 ファミリーマート(ファミマ)は、支払い時にポイントカードを提示すると、税込み200円につき1ポイント、Tポイント、dポイント、楽天スーパーポイントのいずれかが貯まる「マルチポイントサービス」を11月26日に開始した。たまったポイントを支払いに使うこともできる。

たまるポイントとして、dポイント、楽天スーパーポイントも選べるように

 さらに、11月26日0時から、ファミリーマートのスマートフォンアプリ「ファミペイ」(バージョン3.1.0以降)では、各ポイントカードとのの連携が可能になり、事前にdポイント/楽天スーパーポイント/Tポイントのポイントカード番号を登録すると、ファミペイで支払うだけで、別途ポイントカードを提示することなく、いずれかのポイントがたまる。

 詳しい登録方法はファミペイのアプリ内から確認できる。それぞれのアカウントの新規登録もアプリ内から可能なので、まだドコモの各サービスを利用できるdアカウント、楽天の各サービスを利用できる楽天ユーザーIDを持っていないなら、まずはファミペイアプリをダウンロードするといいかもしれない。
 
「ポイントをためる・使う・管理する」機能が加わり、
利便性が高まった「ファミペイ」の公式キャラクター

 三つの共通ポイントサービスのうち、どれがお得かというと、資産運用の一種である「ポイント投資/ポイント運用」を利用するかどうかによって変わる。例えば、楽天グループの楽天証券で、ポイント充当またはクレジットカード決済で国内株取引、投資信託や金の購入などを始めたいなら、優先してためるポイントとして、楽天スーパーポイントを選ぶと都合がいいだろう。

 SBI証券、SBIネオモバイル証券でも、たまったTポイントで投資信託の購入などが可能。また、ドコモは、dポイントによる投資体験サービス「ポイント投資」を提供しており、別途、預かり資産額に応じてdポイントがもらえるロボアドバイザーによる投資一任運用サービス「THEO+ docomo」も展開する。こうした分野に興味がなければ、ファミマでは、どれを選んでもお得さは変わらない。

 ひとまず、ファミペイのアプリには、保有する全てのアカウントを登録し、キャンペーンの内容にあわせて設定変更して使い分けるといいだろう。決済方法とためるポイントを変えるため、従来通り、別途、ポイントカードを提示するのも賢い買い方だ。(BCN・嵯峨野 芙美)