7pay、不正利用の被害が相次ぐ 運営会社は注意喚起

 セブン-イレブンが7月1日からサービスを開始したスマートフォン決済「7pay」で、現在、一部のアカウントが第三者に不正にアクセスされる被害が確認されている。

7payで一部アカウントに不正アクセスされる被害が発生しているため、
運営会社が注意を呼び掛けている

 SNS上でも被害の報告が相次ぎ、運営会社のセブン・ペイはウェブサイトに「【ご注意ください】ID・パスワードの管理について」というページを設置。「ご自身のログインID・パスワード、認証パスワードの管理についてご注意くださいますよう、お願い申し上げます」と、注意を呼び掛けている。

 不正アクセスされるケースの一例としては、「ログインID・パスワードが分かりやすいものになっている」「クレジット/デビットカード登録時に設定する認証パスワードとログインID・パスワードが同一のものになっている」などをあげている。具体的な被害としては、身に覚えのないチャージや残高の利用があったとしている。

 同ページでは、身に覚えのない取引がある場合の問い合わせ窓口も設置している。7payの履歴画面に身に覚えのない利用履歴や利用を知らせる通知メールが届いている場合は、「7payお客様サポートセンター緊急ダイヤル(0570-012-113)」。クレジット/デビットカードの利用明細に身に覚えのない取引がある場合は、登録したカードの発行会社に速やかに申し出るよう呼びかけている。