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アイリスオーヤマ、首位奪還なるか 19年上半期のLED電球シェア争い

 18年に最も人気だったLED電球・蛍光灯メーカーのアイリスオーヤマが、19年上半期、パナソニックに遅れをとっている。全国の家電量販店やECショップからPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、1月1日~6月16日までのLED電球・蛍光灯の販売台数シェアでトップに立っているのは、パナソニックだ。

昨年王者のアイリスオーヤマがパナソニックに押されている

 アイリスオーヤマは、18年のデジタル家電の年間販売数量No.1メーカーを表彰する「BCN AWARD 2019」で、LED電球・蛍光灯部門のNo.1に輝いた。しかし、現在は首位のパナソニックと1.4ポイント差で2位についている。1~5月の推移では、4月に初めてトップになったものの、5月に僅差まで詰められている。
 
上位2社が競り合っている

 1月1日~6月16日の機種別シェアでは、1~4位までをアイリスオーヤマの「ECOHiLUX」シリーズが占めている。しかし、1位でもシェアは1.9%。突出した人気製品が登場しなければ、製品数の差がシェアの行方に大きく影響しそうだ。(BCN・南雲 亮平)
 
アイリスオーヤマの「ECOHiLUX(LDA7N-G-6T5)」(左)とパナソニックの「LDT1LGE12」


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。