LED電球の年間販売台数シェアを巡って、12月23日時点でアイリスオーヤマとパナソニックがわずか0.9ポイントの僅差で激しく争っている。アイリスオーヤマは初となる年間シェアNo.1の獲得に向けて王手を打つ。一方の王者パナソニックは、残り8日でひっくり返すことができるのか?

LED電球・蛍光灯の年間販売台数で首位に立ち王手を打つアイリスオーヤマ

 全国の家電量販店やECショップからPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、「LED電球・蛍光灯」カテゴリーの年間販売台数でシェアトップは、12月23日時点で31.9%を獲得したアイリスオーヤマとなった。2位のパナソニックの31.0%と、差はわずか0.9ポイント。BCNランキングでは、LED電球とLED蛍光灯を合わせて「LED電球・蛍光灯」と分類しており、LED電球が90%以上を占める。2014年に同カテゴリが創設されて以来、18年までパナソニックが首位を守り続けたが、ついにアイリスオーヤマがその牙城を崩す勢いだ。
 
売れ筋のアイリスオーヤマのLED電球「ECOHiLUX LDA7N-G-6T5」

 ここ3年間のアイリスオーヤマの成長は著しい。15年にわずか2.9%のシェアしかなかったが、16年に13.9%で3位、17年に28.3%で2位に浮上、首位のパナソニックの30.0%まで1.6ポイント差まで詰め寄った。
 
17年に年間販売台数シェア28.3%で2位に浮上したアイリスオーヤマ

 大接戦の様子は、今年1月~11月の販売台数シェア推移からも顕著だ。6月~11月まで毎月、シェア30%~35%の間で両社の順位が入れ替わり、9月は両社ともに31.6%で1位で並ぶなど、まさにがっぷり四つで組み合っている。
 
6月以降、抜きつ抜かれつのつばぜり合いが続く

 残り数日で両社のシェア争いに決着がつくが、最後まで一瞬たりとも気を抜くことができない展開となっている。戦いの結果は、19年1月18日に開催される、年間の販売台数No.1ベンダーを表彰する「BCN AWARD 2019」で明らかになる。(BCN・細田 立圭志)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などのPOSデータを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。