小中学生のゲーム機所有率、スマホより高く

時事ネタ

2018/10/22 19:00

 小中学生のゲーム機所有率は、スマートフォン(スマホ)やフィーチャーフォンを含む携帯電話の所有率より高い――。レコチョクとMMD研究所が共同で実施した「音楽とゲーム機に関する調査」によって、このような結果が分かった。


 調査は、15~59歳の男女2000人を対象に、8月24~26日の期間で実施。そのうち、小学生の子を持つ親107人、中学生の子を持つ親107人に対しては、自身の状況と別に子どもの状況に関しても聴取した。

 小学生のゲーム機所有率は60.7%で、中学生は73.8%。対して、携帯電話の所有率は小学生が35.5%で、中学生は57.0%だった。10代後半では逆転し、ゲーム機の所有率が68.4%、携帯電話の所有率が94.3%となっている。

 また、所有しているゲーム機は、小学生~30代で最も多かったのが「ニンテンドー3DS」、40代が「ニンテンドーDS」、50代が「Wii」だった。
 

 ここ数年でスマホ用のゲームタイトルが豊富になり、スマホを半ばゲーム機のように使用するユーザーが増えている。また、PCでゲームをプレーする傾向も高まっている。このような状況から、今は小中学生のゲーム機所有率が高いものの、スマホやPCを頻繁に使うようになれば、今後は、スマホ、ゲーム機、PCと、さまざまなデバイスで余暇を楽しむことになるのかもしれない。