MMDLaboが運営するMMD研究所が18歳~69歳の男女2085名を対象に実施した「シェアリングエコノミーサービスに関する調査」によると、世代による、身近なオンラインサービスの変遷が鮮明になっている。

 複数回答可で聞いた、利用したことのあるシェアリングエコノミーサービスの1位は「オークションサービス」(32.9%)、2位は「フリマサービス」(20.9%)、3位は大分離れて「カーシェアサービス」(4.0%)だった。一方、「利用したことはない」も52.9%にのぼり、実際の利用率はまだ低く、普及の途上だといえる。
 

 さらに、2大サービス「オークション」「フリマ」について年代別の利用率を見ると、「オークション」は41.1%で40代がもっとも高く、30代も37.8%と、4割に迫っている。対して、「フリマ」は、年代を重ねるほど利用率が下がり、10代は42.2%と、4割を超えているにも関わらず、20代は31.3%、30代は30.5%、40代に至っては19.6%と、対照的な結果となっている。以前は「インターネットで不要品を売る」といえば、定番はオークションだったが、今はフリマに移り変わったといえるだろう。
 

 また、カーシェアの利用経験者84名を対象に、利用したことがあるサービスをたずねたところ、後発ながら、ドコモの「dカーシェア」は、「タイムズカープラス」(77.4%)、「オリックスカーシェア」(50.0%)の続き、33.3%で3位に食い込んだ。
 

 IoT技術やスマートフォンを活用したサービスとして、ここ数年、メディアで取り上げられる機会の多い「民泊」や「サイクルシェア(自転車レンタル)」の利用率は3%未満と低い。ヒット映画やヒットアイテムが多く出ている、「クラウドファンディング」すら3.8%にとどまっており、実際のユーザー動向と話題性の乖離が感じられる結果となった。