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ドン・キホーテグループが400店舗を達成、海外戦略も本格化

経営戦略

2017/11/08 10:40

 大手ディスカウントストアのドン・キホーテは11月7日、「MEGAドン・キホーテクラスポ蒲郡店(愛知県蒲郡市)」と「MEGAドン・キホーテ京都山科店(京都府京都市)」が11月22日にオープンすることで、国内外のグループ店舗が400店を超えたと発表した。


中期目標にしている500店舗まであと100店舗(写真は「ドン・キホーテ中目黒本店」)

 1989年に東京都府中市に1号店をオープンし、首都圏での多店舗化を経て、全国に出店。独自の業態開発やM&A、居抜き物件を活用した出店攻勢によって店舗を拡大し、300店舗を達成した2015年からわずか3年で400店舗の大台に達した。

 ドン・キホーテは中期目標として「2020年までに500店舗体制」を掲げており、実現に向けて重要なマイルストーンを通過したことになる。
 

ドン・キホーテグループの出店推移

 06年にはアメリカのハワイ州にドン・キホーテUSAを3店舗展開。13年にはアメリカで10店舗の会員制スーパーマーケットを運営するマルカイコーポレーションを、17年9月にはハワイ州で24店舗のスーパーマーケットを展開するQSIを買収。今後は東南アジアにも出店を予定するなど、海外戦略も本格化している。(BCN・大蔵 大輔)