大好評のインテル×「GALLERIA」ゲーミングノートPC、第2世代が発売

 サードウェーブは11月4日、同社が展開するゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア)」シリーズから、インテルとコラボした新製品2機種を発売した。「GALLERIA UL7C-R37/UL7C-R36」はGALLERIA最高峰の「U Series」に位置付けられたプレミアムゲーミングノートPC。全国のドスパラ各店舗とドスパラ通販サイトで販売する。

インテルとコラボしたゲーミングノートPC
「GALLERIA UL7C-R37/UL7C-R36」の発表会

 発表会に登壇したサードウェーブの執行役員 製品・マーケティング 佐藤和仁 統括本部長は、「国内におけるPCの形状は、ノートPCが圧倒的なシェアを占めている。また、テレワーク化が進み、PCと言えばノート型という印象が深まった。一方、ゲーミングPCはまだデスクトップ型が主流。ただ、ノート型を求める声は着実に増えてきている。人気ゲームのマルチプラットフォーム化も進み、より上質な体験を求めてゲーミングPCに移行するユーザーが増えた際に、その受け皿となる製品を用意した」と、新製品が登場した市場背景について説明する。
 
サードウェーブの執行役員 製品・マーケティング 佐藤 和仁 統括本部長

 新製品は、インテルと共同で設計した第1弾製品、「GALLERA GCR2070RGF-QC/GCR1660TGF-QC」の後継機。「Game&More」のコンセプトを踏襲。基本性能面ではインテルの第11世代 Core i7-11800H、NVIDIA GeForce RTX30シリーズを搭載する。さらに、GALLERIAゲーミングノートPCの15.6インチモデルでは初の240Hz駆動液晶パネルを採用した。
 
GALLERIA UL7C-R37

 高性能を維持できるよう、冷却性能もアップグレード。液体金属グリスを使用することで、排熱が引き起こすパフォーマンスの低下を最大限減少させ、動作安定性の向上を図っている。また、PCleベースのThunderbolt 4を採用することでデータ転送も快適。最大2.4Gbpsの高速通信が可能となるWi-Fi6を採用することで、4K動画ストリーミングなども問題なく使用できる。
 
GALLERIA UL7C-R36

 コンセプトの「Game&More」は、GALLERIA U Seriesならゲームをする時間もそれ以外もフルで使い倒せる、という想い。高さ(最薄部)21.6mm、重量約1.96kgの軽量設計で、外出時や室内の持ち運びに配慮した。ボディには軽量で強度に優れたマグネシウム合金ボディを採用することで軽さと堅牢さを併せ持つ。薄く軽く、スーツにもカジュアルスタイルにも合う仕上がりだという。
 
握手を交わすサードウェーブの佐藤和仁 統括本部長(左)と
インテルの井田晶也執行役員 第一営業本部 本部長(右)

 GALLERIA UL7C-R37は、NVIDIA GeForce RTX 3070、8GB LAPTOP GPU+インテル UHD グラフィックスを搭載、ストレージが1TB NVMe SSD、バッテリ駆動時間が8.8時間、価格が22万9980円。UL7C-R36は、NVIDIA GeForce RTX 3060、6GB LAPTOP GPU+インテル UHD グラフィックスを搭載。ストレージが500GB NVMe SSD、バッテリ駆動時が9.6時間、価格が18万9979円としている。

 サードウェーブのゲーミングPCは、2019年から2020年にかけて、売上が2倍以上に成長している。その中核を担ったのが従来機種。後継機にもさらなる活躍が期待されそうだ。