セブンの台湾スイーツを実食! ハイクオリティのおすすめ2選

レビュー

2021/08/22 11:30

 毎月新作が誕生するコンビニスイーツ。そのクオリティはどんどん高くなり、ご褒美に購入する人も増えているのではないだろうか。今回は、海外旅行へなかなか行けない今だからこそ食べたいセブンイレブンの台湾スイーツをご紹介。本場の味わいはいかに!

左から「台湾カステラサンド ミルクソース&ホイップ」
「台湾スイーツ 5種具材のトウファ」

今までにない極上のふわっとろっ食感

「台湾カステラサンド
ミルクソース&ホイップ」300円

 台湾のカステラは私たちがイメージする日本のものとは違い、ふんわりぷるぷるの食感が特徴。実は今、日本でも続々と台湾カステラ専門店がオープンするなど徐々に人気に火がついている。そんな台湾カステラの魅力を手軽に存分に楽しめるのがゼブンイレブンで販売されている「台湾カステラサンド ミルクソース&ホイップ」だ。
 
厚めの生地とたっぷりのクリームが魅力

 台湾カステラは生地のみのプレーンやチーズを盛り込んだものなどさまざまなフレーバーがある。こちらの商品は中でもスタンダードで多くの人気を集めるミルクソースとホイップクリームをサンドしたもの。台湾カステラの特徴である厚くて柔らかな生地にソースとクリームがたっぷりと挟まれている。見た目だけで幸せになれそうなスイーツだ。
 
横から見ると半月型。
コロンとしたフォルムもかわいらしい
ナイフで半分にカット。中までぎっしりと
ソースとクリームが詰まっているのがわかる

 手に取っただけで軽やかな柔らかさがわかるスイーツ。実際食べてみるとふわっふわの生地がすぐに口の中に溶けていく。食感はもちろん、卵の味わいややさしい甘さが印象的。そこに少し固めのミルクソースとなめらかな生クリームが加わると幸せな甘さが口いっぱいに広がる。どの甘さもくどくなく、大きさの割に軽く食べることができた。甘さを求める人にはもしかしたら物足りないかもしれない。他の台湾カステラを食べたことはないのだが、コンビニでこの価格でこのおいしさはかなりコスパがよいのではないだろうか。

夏バテも救ってくれそうな台湾の伝統スイーツ

「台湾スイーツ 5種具材のトウファ」270円。
黒蜜シロップが別添されている

 台湾で伝統的なスイーツとして知られる「豆花」(トウファ)。トウファとは、豆乳をゼリー状に固めたもの。そこに甘いシロップをかけていただくスイーツが、幅広い世代に愛されている。実は耳にしたことはあったものの、どんな味かまったく知らずに今回購入をしてみた。豆乳好きの筆者としては期待が高まるスイーツだ。
 
中身は具材と豆花ゼリーの2層に分けられている

 2層に分けられた上段には5種の具材がたっぷり。原材料には、甘納豆、さつまいも加工品、煮豆、もち麦、アーモンドの記載があった。スイーツなのに穀物をたっぷりといただける、美容や健康にもうれしい商品だ。
 
下の段はトウファのみ。
しっかりと豆乳の味わいがする。

 下段のトウファを試しにそのまま一口食べてみたが、豆乳の味はしっかりとするものの、甘さが足りず、これだけでは物足りない。それぞれの味わいを楽しむのではなく、全部混ぜていただくのがベスト。
 
5種の具材と黒蜜を全てトッピング

 穀物、トウファ、黒蜜、異なる食感と味わいが混ざり合う。ぷちっとした穀物、柔らかな豆や芋類、とろりとした黒蜜につるんとしたトウファ。甘さにもそれぞれ個性があり一口ごとに印象が変わっていくのが面白い。黒蜜の甘さはほんのり感じられるが、穀物と豆乳の存在感が大きいので、食事としてもいただけるだろう。優しい甘さと口当たりは夏バテなど胃腸が弱っているときでも食べられそうだ。一つでたくさんの味わいを楽しめて贅沢な気分になった。

 どちらもコンビニスイーツとは思えない食感と味わい。ガツンと甘いものを求める日には物足りないだろうが、最新スイーツなのにどこか懐かしくなる優しい味わいはクセになりそうだ。ぜひリピートして食べたいと思う。台湾は流行のスイーツが続々誕生する。今後の新作にも期待大だ。(エフェクト・霜越緑)

※記事中の価格は購入時もの