日本の伝統色「勝色(かちいろ)」のG-SHOCK 2月に同時発売

新製品

2021/02/19 08:05

 カシオ計算機は、耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」の新製品として、日本の伝統色「勝色(かちいろ)」を採用した「MRG-B2000B-1AJR」「MRG-B1000BA-1AJR」「MRG-B2000R-1AJR」の3モデルを2月に発売する。

武士たちの心意気が宿る、日本の伝統色「勝色(かちいろ)」

 「勝色」は、日本に古くからある濃い紺色のことで、もともと褐色または搗色と表記されていたが、武士たちに「勝つ色」として好まれ、鎧や甲冑などによく使われるようになった。

 MRG-B2000B-1AJRは、文字板のベース面には代表的な和柄の「鱗紋」を配し、外周部に扇/屏風をイメージしたカット面をつけることで、一見シンプルでありながら華やかな印象のテクスチャーを表現。インデックスに上面を刀の反りをイメージした緩やかな曲面とすることで、力強いデザインの中に優美さを与えた。さらに、ベゼル内側やインダイアル、ロゴに差し色として「勝色」を採用し、剛健なデザインにまとめた。税込み価格は33万円。
 
文字板に和のモチーフを使用し、強さと華やかさを兼ね備えるMRG-B2000B-1AJR

 MRG-B1000B-1AJRは、腕になじむコンパクトなサイズ感のベースモデルに、シンプルな文字板で実用性を追求。ベゼル内側やインダイアル、ロゴに差し色としてあしらわれた「勝色」がアクセントになっている。税込み価格は30万8000円。
 
勝色をアクセントに、実用性を追求したMRG-B1000B

 MRG-B2000R-1AJRは、ベゼルに再結晶チタンを採用し、チタン素材に加熱処理を施すことで表面に独特の結晶模様を生み出し、日本刀の刃文に見られる沸(にえ)を表現した。バンドには、腕になじむ柔らかく肌触りの良い質感を持ちながら、耐久性を備えたデュラソフトバンド(フッ素ラバー)を使用。古来から強さの象徴とされてきた「毘沙門天」の甲冑に見られる「毘沙門亀甲」を施した。

 文字板のベース面には代表的な和柄の「鱗紋」を配し、インダイアルやロゴに差し色として勝色を採用した。税込み価格は33万円。
 
時計全体に和のモチーフを使用たMRG-B2000R-1AJR

 共通機能として、高輝度LED、タフソーラー、20気圧防水機能などを備え、電波受信機能とBluetooth通信機能によるスマートフォンとの連携に対応している。