メルカリ・メルペイ連携で便利 提携ECサイト限定「かんたん出品連携」

 メルペイは3月27日、オンライン決済にも利用可能なスマートフォン決済サービス「メルペイ」の利用と連携して、提携するECサイトで購入した商品を簡単にフリマアプリ「メルカリ」に出品ができる、「かんたん出品連携」機能の提供を開始した。

出品しやすくする、メルカリの独自機能「かんたん出品連携」

 「かんたん出品連携」は、メルカリアプリ内の「持ち物リスト」に入っている商品を簡単に出品できる機能。2020年3月9日に提供を開始した新機能「持ち物リスト」には、提携するECサイトからメルペイのネット決済を利用して購入した商品、過去にメルカリ内で購入した商品、「売れるかチェック」機能を使用して撮影した持ち物が自動的に掲載される。
 
出品しやすくする新機能を「持ち物リスト」

 メルカリが19年4月にフリマアプリ利用者を対象に実施した調査では、回答者の6割が、「新品を購入するときにリセールバリューを考えるようになった」、3割がフリマアプリの利用によって、「新品の商品購入単価が上がった」と回答するなど、メルカリを利用する消費者に「売ることを前提に買い物をする」という意識の広がりがうかがえる。

 そこでメルペイは、提携するECサイトでメルペイのネット決済を利用して購入した商品をメルカリの「持ち物リスト」に追加してメルカリ上での推定販売価格を表示する機能を開発した。商品購入後、何らかの理由で不要になった場合には、「かんたん出品連携」機能を利用して、購入履歴を元に簡単にメルカリに出品できる。
 
「新品を購入するときにリセールバリューを考えるようになった」と6割が回答

 第一弾として、CROOZ SHOPLISTが運営するファッション通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」が導入した。時期は未定だが、今後、ECサイトのANAP、fifth(フィフス)、 MAGASEEK(マガシーク)、PREMOA、RUNWAY channel、smarby(スマービー)、STRIPE CLUB、STRIPE DEPARTMENTが対応予定。