スマホのライブ配信にプロ並みの多彩な演出を、ローランドが編集ツール

新製品

2020/01/08 20:00

 ローランドは、簡単な操作でスマートフォン(スマホ)からのライブ配信に多彩な演出を加えて動画クオリティを上げることができる、アプリとコントローラーのセット「GO:LIVECAST(ゴーライブキャスト)」を1月25日に発売する。初年度で国内・海外合計4000台の販売を予定している。

スマホから気軽にライブ配信ができる「GO:LIVECAST」
 
 GO:LIVECASTは、スマホでのライブ配信にリアルタイムでテレビ番組のような多彩な演出を加えられる編集ツール。専用アプリ(iOSAndroid対応)をインストールしたスマホにコントローラーを接続し、ボタン操作でテロップやタイトル画面、インパクトのある効果音などを加えることが可能で、簡単にライブ配信のクオリティを高め、視聴者からの注目度を上げることができる。

 また、日本最大級のライブ配信サービスで、10~20代のユーザーに人気の「TwitCasting(通称はツイキャス)」をはじめとするライブ配信サービスに対応。ツイキャスでは、モイとの技術協力によってスムーズで安定した配信を実現している。
 
GO:LIVECAST本体

 専用アプリには、拍手や笑い声のほかコミカルな効果音、幅広い場面で使えるBGMや静止画、動画サンプルを内蔵し、すぐに使うことができる。また、ユーザー自身がスマホに保存した動画や写真、音楽を使用することもできる。テロップを挿入する際には、文字や色を自分で設定でき、雰囲気づくりにこだわって演出できる。

 さらに、顔の映りをよくする「美肌フィルター」などの機能を搭載。無線接続した2台のスマホカメラ映像を使って、アングルを切り替えたり、二つの画面を重ねたりすることもできる。また、視聴者からのコメントをアプリの画面上に表示して、配信中にリアルタイムのコミュニケーションが楽しめる。

 コントローラーにはマイクを内蔵。各音声のバランス調整や、マイク音声のミュートも簡単に行うことができる。エコー機能で歌やトークをより印象的に演出したり、外部マイクを接続して高音質で配信したりも可能だ。