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三井住友海上、ドライブレコーダー・テレマティクスサービス「F-ドラ」、企業向けに

サービス

2019/10/11 13:00

 MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険は、企業の安全運転を支援するドライブレコーダー・テレマティクスサービス「F-ドラ」を開発し、同社のフリート契約者向けに2020年1月から有償でサービス提供を開始する。

インカメラによる顔認証によってドライバー単位での運転傾向を把握できるサービス

 「F-ドラ」は、JVCケンウッドと共同開発した専用ドライブレコーダーと業界初のインカメラを活用し、事故・緊急時のサポートに加えて、企業の事故防止や運行管理をサポートするサービス。

 インカメラ搭載車両にドライバーが乗り込むと、インカメラによって自動で顔認証を行うため、ドライバー単位で運転傾向などを把握し、ドライバー単位で運転力の診断が可能。企業内で相対的な運転力を評価できるほか、急加速、急減速、急ハンドルに加え、インカメラによって居眠り、わき見、走行中の携帯電話の使用といった危険な運転の検知数もわかるため、ドライバーへ具体的なアドバイスが可能になる。

 検知した危険運転挙動は、F-ドラのポータルサイト上から動画で視聴可能で、オリジナル教育動画の作成機能も備えているので、実際の映像を用いた社内教育が実施できる。

 一般事業者向けの運行管理機能としては、専用ドライブレコーダーのGPS機能によって、現在地チェック、走行ルート、危険運転挙動の発生地、発着時間などを専用ポータルから確かめられる機能を搭載する。

 専用ドライブレコーダーは、一般向けの「GK 見守るクルマの保険(ドラレコ型)」と同様に、一定以上の衝撃を検知すると「専用安否確認デスク」に自動で通報し、専任のオペレーターと通話できる。専用安否確認デスク」は、事故の初期対応などのアドバイスや、必要に応じてロードサービスの手配や救急車の出動要請を行う。また、専用安否確認デスクでの対応結果は、企業の管理者へメールで通知する。
 
衝撃を検知すると専用安否確認デスクで自動で通報し、対応結果は企業に通知される

 自動車1台あたりの税別料金は、インカメラ有りの「スタンダードプラン」が月額1500円、インカメラなしの「シンプルプラン」が月額1300円。