SIMフリーのコンパクトスマホ「Xperia Ace」、MVNO各社も取り扱い開始

 ソニーは、MVNO各社から、コンパクトモデルのスマートフォン「Xperia Ace(エクスペリア エース)」を10月11日に発売する。

 製品名に「Xperia」を冠したソニーモバイルコミュニケーションズ製Androidスマートフォンは、これまで大手キャリアしか取り扱っていなかったが、Xperia Aceは6月販売開始のドコモ、9月27日に予約受付を開始した(楽天モバイルショップでは10月1日発売)楽天モバイルに続き、インターネットイニシアティブの「IIJmio(アイアイジェイミオ)」、NTTレゾナントの「goo Simseller(グーシムセラー)」、オプテージの「mineo(マイネオ)」、ソニーネットワークコミュニケーションズの「nuroモバイル(ニューロモバイル)」でも販売する。カラーは、ホワイト、ブラックの2色。
 
Xperia Ace

 Xperia Aceは、片手に収まるコンパクトサイズながら、ソニー独自の「トリルミナスディスプレイ for mobile」で鮮やかな映像が広がる解像度1080×2160(Full HD+)の約5.0インチ液晶ディスプレイ、約120°の超広角撮影が可能なセルフィーカメラ、大音量のステレオスピーカー、ハイレゾ音源再生や高音質化技術「DSEE HX」に対応したオーディオ機能、おサイフケータイ機能などを搭載する。

 また、片手で操作しやすくするユーザーインターフェース「サイドセンス」を搭載し、画面端のサイドセンスバーをダブルタップすることで、次に使いたいアプリをAIが予測して表示する。

 本体は、グロス仕上げの背面パネルや天面底面で輝くメタルを採用した上質なデザイン。前面には「Corning Gorilla Glass 5」、背面には強度に優れたグラスファイバー強化プラスチックを採用しており、頑丈なボディに仕上げた。
 
カラーは全3色だが、パープルはドコモと楽天モバイルのみ

 セルフィ―カメラは、美肌補正やぼけ撮影が可能な「ポートレートセルフィーモード」に加え、ポーズや表情を変えて撮影できる「4コマストーリーモード」を新たに搭載する。メインカメラには、有効画素数約1200万画素のイメージセンサーとF1.8の明るいレンズを採用したほか、Xperiaのコンパクトモデルとしては初めて、光学式と電子式を組み合わせたハイブリッド手ブレ補正を備え、暗いシーンでも手ブレを抑えて明るく動画を撮れる。

 このほか、IPX5/8準拠の防水性能、IP6X準拠の防じん性能、「いたわり充電」や「STAMINAモード」に対応したバッテリーを搭載する。OSはAndroid 9。サイズは幅67.0×高さ140.0×奥行き9.3mmで、重さは約155g。