ソニーモバイルコミュニケーションズ(ソニーモバイル)は、2月25日から開催の世界最大規模の携帯通信関連・国際展示会「MWC19 Barcelona(旧称:Mobile World Congress)」に最新の製品群を出展、プレスカンファレンスでフラッグシップのスマートフォン「Xperia 1(エクスペリア ワン)」を披露した。発売時期は今年初夏以降。

モバイル業界最大のイベント・MWCで発表した「Xperia 1」

 今回、発表した最新の製品群は、グローバル発表であり、日本での取り扱いキャリアや価格が現時点で未定。ただ、約6.5インチ、アスペクト比21:9、解像度3840×1644となる世界初の4K有機ELディスプレイ、世界初の「瞳AF」を搭載したトリプルカメラをウリにするXperia 1は、人物や風景、食事などを撮るため、よりいいカメラを求めるニーズの高い日本を想定したものだろう。
 
同時発表したミドルレンジモデル
(左から、Xperia 10/10 Plus、Xperia L3)

 家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、2018年、スマートフォン全体(SIMフリー含む)でメーカー別販売台数4位につけたソニーモバイルの販売台数シェアは8.5%。17年はシェア9.8%を占め、Apple、シャープに次ぐ3位だったが、18年はファーウェイに抜かれ、4位に後退した。

 また、16年の年間販売台数を「1」として、直近3年の動きを指数化してみると、スマホ全体が増加しているにも関わらず、ソニーモバイルは17年は0.93、18年は0.86と、2年連続で前年を下回り、国内での人気低下が否めない。
 
ソニーモバイルのシェアは、前年に比べ、1.3ポイント低下

 フラッグシップのXperia 1をはじめ、ミッドレンジの「Xperia 10/10 Plus」「Xperia L3」といった最新の製品群がここ数年の販売不振から回復するきっかけとなるのか、日本での正式発表を楽しみに待ちたい。(BCN・嵯峨野 芙美)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などのPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。