新しいiPad miniと好相性、ロジクールの極薄キーボード「KEYS-TO-GO」を試した

 今年の3月に発売された7.9インチRetinaディスプレイを搭載する「iPad mini」は、アップル独自のスタイラスペンであるApple Pencilによる入力に対応。手書きによるメモからスケッチまでこなせるようになり、クリエイティビティが飛躍的に高まった。

 もしiPad miniに最適なキーボードがあればビジネスツールとしてもPCに迫る生産性が期待できるのではないか。そう考えながら、新しいiPad miniを使っている、または今後の購入を検討しているという人もいるだろう。今回はロジクールのBluetoothワイヤレスキーボード「KEYS-TO-GO/iK1042BKA」がiPad miniと相性が良さそうなので試してみることにした。
 
ロジクールのスリムなBluetoothキーボード「KEYS-TO-GO」と2019年モデルのiPad miniの相性をチェックしてみた

抜群のポータビリティを実現したBluetoothワイヤレスキーボード

 KEYS-TO-GOはBluetooth対応機器とワイヤレスで接続して使えるセパレートタイプのキーボードだ。iOSショートカットキーを搭載しているため、特にiOSデバイスとの相性が良い。

 本体の長手方向の寸法は約242mmで、7.9インチのiPad miniの203.2mmよりも少し長め。本体の厚みはわずか6mmで質量は180g。女性のビジネスパーソンもバッグに入れて持ち歩きやすいだろう。折り畳み機構は持たないスレートタイプのワイヤレスキーボードだ。
 
長手側の寸法を比較。
iPad miniよりも少し長尺なぐらいのサイズ感なのでバッグなどに入れて持ち歩きやすい
 
本体の厚みはわずか6mmと非常に薄い。質量は180g

 フルサイズのキーボードはアイソレーション設計で、キーピッチは17mm、ストロークは1.2mm。隙間にゴミが入り込まないようにエッジは密閉して、さらに耐水性カバーで全体を覆っている。
 
キーピッチは17mm、ストロークは1.2mm。
少しストロークが浅く、盤面はやわらかめ

 iOS対応のショートカットキーはホーム/アプリ切り替え/検索/入力言語切り替え/キーボードの表示・非表示切り替え/画面キャプチャ/音楽再生系など。キーはUS配列。
 
最上段がiOSショートカットキー。
ホーム/アプリ切り替え/検索など充実している

 バッテリーは本体内蔵の充電式で、フル充電の状態から1日2時間のタイピングが約3か月間使用できる。本体に電源のON/OFFを切り替えるスイッチを設けているが、Pad miniとのペアリングを済ませてから、オンにしたままでも軽く数日間はバッテリーが切れなかった。短めの出張であれば充電ケーブルの備えが要らないかもしれない。ちなみに充電にはmicroUSBケーブルを使う。
 
本体側面に電源スイッチがある。充電端子はmicroUSB

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