キヤノン、4K撮影できる世界最軽量のデジタル一眼「EOS Kiss X10」を発売

 キヤノンは4月10日、小型・軽量で好評のデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X9」の後継機として、「EOS Kiss X10」を4月25日に発売すると発表した。可動式液晶ディスプレイ搭載のデジタル一眼レフカメラで世界最軽量となる449gの小型ボディを実現。旅行や子どもの運動会に、気軽に持っていくことができる。価格はオープン。カラーはブラック、シルバー、ホワイトの3色を用意した。

可動式ディスプレイ搭載デジタル一眼レフカメラで世界最軽量の
「EOS Kiss X10」(写真はシルバー)

 有効画素数が2410万画素でAPS-CサイズのCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 8」の搭載によって、高解像度の静止画はもちろん、4K動画が撮影できるようになった。光学ファインダーをのぞきながら撮影すれば、最高約5.0コマ/秒の連写が可能。ライブビュー撮影時は「デュアルピクセルCMOS AF」により、約0.03秒の高速AFを実現した。
 
「EOS Kiss X10」のブラック(左)とシルバー

 「デュアルピクセルCMOS AF」は、従来機種よりも進化している。ライブビュー撮影時のピント位置が増えたほか、サーボAF・動画サーボAF設定時には被写体の瞳を検知して焦点を合わせる「瞳AF」が作動し、動く人物の表情も快適に撮影できる。