【会見速報】「HUAWEI Mate 20 Pro」が日本上陸、SIMフリーとソフトバンクで発売

 ファーウェイは11月28日、Androidスマートフォンの最新モデルとして「HUAWEI Mate 20」シリーズでフラグシップモデル「Mate 20 Pro」を発表した。税別価格は11万1880円。MVNO各社と全国の家電量販店、ECサイトで11月30日に、ソフトバンクで12月中旬以降に発売する。カラーは、SIMフリー版がミッドナイトブルー/トワイライト、ソフトバンク版がブラック/ミッドナイトブルー。

トリプルレンズや最新AIプロセッサーなどを搭載する「HUAWEI Mate 20 Pro」がついに日本上陸!

 ワールドワイドでは、10月に英国・ロンドンで発表し、「Mate 20」「Mate 20 Pro」「Mate 20 X」「Mate 20 RS」の4機種(9月に先行して発売していた「Mate 20 lite」を含めると5機種)がすでにリリースしている。

 「Mate 20 Pro」は、約6.39インチの有機ELディスプレイを搭載。2K+(3120×1440ドット)の高精細画面は19.5:9と縦に長いフォルムだ。カーブボディを採用したフルビューディスプレイは、画面占有率86.9%と没入感高く、片手でも持ちやすい。指紋認証には、デザインを阻害しないディスプレイインを採用。IP68の防水・防じん性能も有している。
 
画面占有率86.9%のフルビューディスプレイ。指紋認証はディスプレイイン

 RAMが6GBで、ROMが128GB。外部ストレージに、世界で初めてmicroSDカードよりも約45%小型化したNMカードを採用しているのも特徴。2つあるSIMホルダーに搭載することもできる。
 
外部ストレージには世界で初めてNMカードを採用

 新開発のAIプロセッサー「HUAWEI Kirin 980」は、デュアルNPUや7nmプロセスを採用することで、昨年発表した世界初のAIプロセッサ搭載スマホ「Mate 10」シリーズの「Kirin 970」からスペックが大幅にアップ。ファーウェイによると、従来比でパフォーマンス効率がCPUで約75%、NPUで約226%向上、省電力性もしているという。
 
「Kirin 980」は「970」から大幅にパフォーマンス効率と省電力性が向上

 AIの恩恵を受けるカメラも進化を遂げている。リアカメラには、スクウェアに配置されたLeicaトリプルカメラを採用。約4000万画素/F1.8/27mmの広角、約2000万画素/F2.2/16mmの超広角、約800万画素/F2.4/80mmの3倍望遠という構成で、視野角の広い広角撮影はもちろん、マクロ撮影で約2.5cmの距離でも撮影可能になった。フロントカメラは、約2400万画で3D深度感知によるセルフィーが撮影できる。暗所や逆行にも強い。
 
フロントカメラはLeicaトリプルカメラを採用。接写で約2.5cmまで対応。米粒大の被写体でも細部まで描写する

 4200mAhとバッテリーが大容量なのも特徴。付属のACアダプターを使えば、約30分で70%充電できる40WのHUWAWIスーパーチャージが、別売りのHUWAWIワイヤレスクイックチャージを使えば15Wの急速充電が可能。また、独自のユニーク機能として、ワイヤレス充電に対応する他のデバイスを逆充電できるワイヤレスリバースチャージ機能も搭載している。

 発売を記念したキャンペーンでは、店頭もしくはオンラインショップで購入した全員に1万円分の商品券をプレゼントする。期間は発売から12月31日まで。