日本独自仕様として「おサイフケータイ」に対応し、国内ではドコモが独占販売するファーウェイのAndroidスマートフォン「HUAWEI P20 Pro HW-01K」。メインカメラに、約4000万画素+約2000万画素+約800万画素の「Leicaトリプルカメラ」を搭載する同社のフラグシップモデルだ。

HUAWEI P20 Pro

 HUAWEI Pシリーズは、特にカメラ性能を重視する層に向けたシリーズで、2016年に発売した「HUAWEI P9」からドイツのカメラメーカー・Leicaとコラボレーションしている。3世代目の「HUAWEI P20 Pro」では、新たに約800万画素のズーム専用カメラレンズを追加。背面のメインカメラの数は、従来の2つ(ダブル)から、世界初(※)の3つ(トリプル)にパワーアップした。「HUAWEI Mate 10 Pro」で初めて採用したAIによるシーン・被写体自動認識機能(AIアシスト)も進化し、ますますカメラ機能に磨きがかかった。

※スマートフォンにおいて。2018年6月1日現在。HUAWEI Technologies Japan K.K.調べ
 
AIが最適なシーン・被写体を判別し、さらに専用ズームレンズで、最大10倍のデジタルズーム、
画像劣化を極限まで抑えた最大5倍のハイブリッドズームが可能。このトリプルカメラの仕組みは、
現時点では「HUAWEI P20 Pro」のみだ

 写真テクに自信がなくても、「ポートレートモード」を使えば、ありのままプラスαで美しく自然に盛った、人物ポートレート写真が期待できる。独自の「ビューティレベル」補正で、肌の色などを補正しつつ、背景を美しくボカし、まるでプロカメラマンが撮ったかのように印象的に仕上げるからだ。
 
人物を認識すると、AIが自動的にポートレートモードで撮影。一人でもグループでも、人物の輪郭を強調し、
背景を美しくぼかして印象的に仕上げる

 インカメラも、前機種「HUAWEI P10 Plus」の約800万画素から約2400万画素に大幅アップし、セルフィーでもより鮮やかに細部まできれいに撮れるようになった。被写体の顔を認識すると、AIによる3Dモデリングが顔の特徴を正確に認識。さらに、黒背景に顔がくっきりと浮かび上がる「ステージライティング」、同じく黒背景でより芸術的なモノクロ写真に仕上げる「クラシックライティング」など、全5種類の多彩なライティング効果から選べる「3Dポートレートライティング」を適用すると、まるでフォトスタジオで撮ったかのようなプロフィール写真が撮れる。

最高級カメラとAIの融合でデジカメを凌駕する写真のクオリティを実現

 カメラのオートフォーカス(AF)は、独自のレーザー・フォーカス、像面位相差フォーカス、デプス・フォーカス、コントラスト・フォーカスの「4-in-1 ハイブリッドオートフォーカス」に、新たに「4D予測フォーカス」を追加。AIが動く被写体を捕捉して、乗り物やペットなど、動きのある被写体の撮影にさらに強くなった。ほかにも、AIは、夜景や動画撮影時の手ブレ補正、構図を決めやすくするガイドラインの表示など、さまざまなシーンで撮影をアシストする。

 AIによって自動認識可能なシーン・被写体は、「HUAWEI Mate 10 Pro」では、フード、舞台/ライブ、青空、雪、ビーチ、犬、猫、夜景、日の入り/日の出、草木、花、ポートレート、文字の13種類だった。そこに、グループ写真、自然な色彩、クローズアップ、花火、滝、文字スキャンが加わり、19種類に拡大した。
 
AIアシストで認識できる全19種類のシーン・被写体

 カメラを被写体に向けると、シーン・被写体を即座に認識して、最適な撮影方法(モード)を自動選択する。面倒な設定は必要なく、すべてカメラまかせでOKだ。適用したくない場合は、モード名の下の×印をタップすればいい。

 今回は、新たに判別可能になった「滝」のシーン認識を試すため、自宅から1時間半ほどかけて「金太郎伝説」で知られる神奈川県南足柄市にある「夕日の滝」に向かい、勢いよく流れる滝を激写。見たまま以上に迫力あるカットに仕上がった。
 
AIによるシーン認識と先読み撮影機能で、迫力のある滝の水しぶきを精細に描写。
防水・防滴仕様なので近づいても安心だ

 Leicaトリプルカメラの特徴は、Leicaレンズによる鮮やかな色彩と高い描写力。F値1.8の明るいレンズで暗所撮影にも強く、夜景を撮ると、三脚なしの手持ちでもブレずにキレイに撮れた。水族館など、暗い場所でも圧巻の表現力だ。
 
ブレずにきれいに、夜景が撮れる。「HUAWEI P20 Pro」のLeicaトリプルカメラの最大のウリだ
 
暗い場所こそ、本領発揮。Leicaの色彩で微妙なグラデーションも鮮やかに描写する

 また、マニュアル撮影が可能なプロモードでは、一眼レフ並の最高感度ISO 102400に対応し、光の少ない場所でも高クオリティな写真が撮れる。この驚異的な高感度は、「HUAWEI P20 Pro」が現時点で最高のカメラスマホといえる証だ。

カメラ機能も一新 写真テクがなくても安心のガイド&アシスト

 約3900mAhの大容量バッテリに加え、ユーザーの使い方にあわせてAIが細かく電力消費量を制御するため、バッテリのもちがよく、長時間ずっと撮影し続けていても安心。さらにストレージ容量は最大クラスの128GBなので、たくさん動画や静止画を撮っても当面は容量不足に悩む必要はないだろう。

 もちろん、撮った後は簡単にSNSでシェアでき、あらかじめ「Google フォト」やドコモの「dフォト」などのクラウドフォトサービスに自動アップロードする設定にしていれば、撮った直後から、PCや他のスマホ、タブレットで確認できる。メモリカードスロットのない「HUAWEI P20 Pro」では、バックアップを兼ねて自動アップロードの利用を推奨したい。
 
AIアシストの1つで水平を教えてくれる機能も新たに追加

防水・防塵、おサイフケータイ……充実した日本向け仕様

 最後に、改めて「HUAWEI P20 Pro」のスペックを紹介しよう。幅約74mmのスリムボディに、解像度2240×1080、約6.1インチの有機ELディスプレイを搭載し、背面は美しい鏡面仕上げ。カラーはミッドナイトブルーとブラックの2色。

 本体はIP6X・IPX7の防水・防塵仕様。イヤホンジャックはないため、音楽再生やハンズフリー通話を楽しむ場合はワイヤレスイヤホン・ヘッドセットの利用推奨だ。また、FeliCaチップを搭載し、決済などに使える「おサイフケータイ」にも対応している。

 スマホとしての高いパフォーマンスを支えているのは、8コアCPU・12コアGPUに加え、AI専用プロセッサ(NPU)を組み込んだ独自の新世代SoC「HUAWEI Kirin 970」。CPU単体での稼働時に比べ、AI利用時には最大25倍のパフォーマンスと最大50倍の電力効率を実現するという。また、機械学習アルゴリズムがユーザーの使い方に応じてシステムを最適化し、18か月経過しても購入直後のサクサク感が持続するという。

 カメラ機能に関しては、今回紹介したほかにも、スローモーション動画や、タップした部分にフォーカス(ピント)を合わせ、それ以外の背景部分をぼかす「ワイドアパーチャ」など、さまざまな機能がある。ハイレゾ音源や「Dolby Atmos」に対応するなど、サウンド性能も高い。
 
カラーはミッドナイトブルー(左、右上)とブラック(下)の2色

キャンペーン応募で5000円ポイント還元!

 ファーウェイ・ジャパンの主催で、店頭またはドコモオンラインショップで「HUAWEI P20 Pro HW-01K」を購入し、専用サイトから応募した先着1万名に、dポイント5000ポイントをプレゼントする「HUAWEI P20 Pro 購入キャンペーン」を8月31日まで実施している。応募期間は9月10日まで。
 


 dポイントは1ポイント1円相当として使えるので、実質5000円引きというなかなか太っ腹なキャンペーンだ。最新トレンドをキャッチアップした、より未来感あるデザインに一新したPシリーズのお披露目にあわせ、一般層へのさらなる認知度アップに向け、ドコモとタッグを組んだファーウェイの本気度がうかがえる。