泉精器の新電気シェーバー、60年の経験を惜しみなく発揮

新製品

2017/11/15 13:00

 泉精器製作所は、シェーバー業界スタミナNo.1といわれる「Vシリーズ シェーバー」の新ラインアップを11月9日に発売した。シェーバー開発で60年以上蓄積してきた経験と技術を駆使して開発された新製品が備える、「IZUMI」ブランドならではの強みに迫る。


新製品のキービジュアルには動物を採用。左から、力強さ、タフさ、しなやかさを表す

 新製品のラインアップは、「ハイエンドシリーズ Z-DRIVE」が4モデル、「グルーミングシリーズ A-DRIVE」が2モデル、「ソリッドシリーズ S-DRIVE」が3モデル5機種。全モデルとも往復式シェーバーで、剃り味を追求したアクティブキャッチトリマーを搭載。2枚刃から4枚刃までひげの濃さや肌質に合わせて選べる。なお、価格はいずれもオープン。
 

剃り心地を追求して「Vシリーズ シェーバー」を一新した

シリーズそれぞれの特徴

 「ハイエンドシリーズ Z-DRIVE」は、従来機種に比べて10倍以上の摩耗耐久を持つ新開発の高耐久ステンレス刃を採用。外刃の交換推奨時期が1年から3年に伸びたほか、切れ味が今までよりも向上した。さらに、毎分1万回以のストロークに達する音波駆動システムにより、これまでにない高速シェービングが可能になった。
 

ハイエンドシリーズ Z-DRIVE

 また、泉精器では初めて、全自動洗浄機能を搭載。洗浄と除菌、乾燥、充電をすべて自動で行う「全自動コース」や「乾燥・充電コース」「充電コース」の3つのコースが選択できる。ラインアップには、洗浄機付モデルで4枚刃のシルバー「IZF-V977-S」と「IZF-V937-S」、3枚刃のブラウン「IZF-V957-T」、レッド「IZF-V917-R」モデルがある。
 

外刃の耐久試験の様子

 「グルーミングシリーズ A-DRIVE」は、米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G(ミルスペック)」の防水、防湿、低圧対応、温度耐久、耐振動、耐衝撃など13項目に準拠した耐久性能を備える。背面には、ひげのスタイリングに最適なグルーミングトリマー刃と3段階で高さが調整できるグルーミングコームを搭載。4枚刃のカーキ「IZF-V757-C」と3枚刃のブルー「IZF-V737-A」をラインアップする。
 

グルーミングシリーズ A-DRIVE

 ハイエンドとグルーミングの両シリーズは、充電時間が約時2時間で、使用可能時間は一日3分の想定で約28日間使い続けられるスタミナを持つ。電源は、ハイエンドシリーズが充電・交流式、グルーミングシリーズは充電式。

 「ソリッドシリーズ S-DRIVE」は、本体正面のグリップポイントを配置するなど、スリムでスタイリッシュなデザインで手に馴染むフィット感と安定感を実現。本体の水洗いや背面トリマー刃といった厳選された機能で、シンプルな設計となっている。
 

ソリッドシリーズ S-DRIVE

 ラインアップは、充電・交流式で4枚刃のゴールド「IZF-V557-N」とレッド「IZF-V557-R」モデル、充電式で3枚刃のレッド「IZF-V537-R」とシルバー「IZF-V537-S」モデル、充電式で2枚刃のブラック「IZF-V517-K」モデルがある。