液体洗剤・柔軟剤を自動投入できるななめドラム洗濯乾燥機、パナソニックから

新製品

2017/08/29 11:00

 パナソニックは、業界初の「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能を搭載したななめドラム洗濯乾燥機「NA-VX9800L/NA-VX9800R」を10月1日に発売する。洗濯・脱水容量は11.0kg、乾燥容量は6.0kg。価格はオープンで、税別の実勢価格は38万円前後の見込み。


創業100周年記念製品の一つとなる、ななめドラム洗濯乾燥機

 「NA-VX9800L」は左開き、「NA-VX9800R」は右開きで、他の仕様は共通。従来の洗浄・乾燥機能はそのままに、これまでは毎回、洗濯の量に応じて計量して、手動で入れるしかなかった「洗剤・柔軟剤の投入」を自動化した。近年の主流の液体合成洗剤や柔軟剤は銘柄や温度環境などにより粘度が異なり、銘柄ごとに適量も異なるが、新たに開発したピストン方式の自動投入機構によって投入量のばらつきを抑えた。センサで検知し、液体合成洗剤・柔軟剤の残量が一定量になると「残量少」と通知する。自動投入タンク容量は洗剤側が約870 ml、柔軟剤側が約580ml。
 

左開き/右開きとも、本体カラーは2色

 スマートフォン用アプリ「スマホで洗濯」を利用した遠隔操作機能も搭載。事前に洗濯物を入れて遠隔ボタンを押しておけば、外出先から運転予約の設定や運転状況の確認、終了時刻の変更などができる。さらに、液体合成洗剤・柔軟剤の設定をアプリから行うと、銘柄にあわせた適量を投入できる。
 

「スマホで洗濯」アプリの操作イメ―ジ

 また、「ナノイー」の約10倍のOHラジカルを生成する「ナノイー X」を同社製洗濯機で初めて搭載し、約1kgの衣類に付着した花粉を約1時間で抑制する「花粉ケアコース」や、予約中・遠隔操作待機中に洗濯物を槽に入れたままでもニオイを抑える「洗濯かごモード」機能を新たに追加した。乾燥方式はヒートポンプ乾燥方式。カラーは、ノーブルシャンパン、クリスタルホワイトの2色。