パイオニア、「Dolby Atmos」や「DTS:X」に対応したAVレシーバー

新製品

2016/07/19 10:20

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、パイオニアブランドのWi-Fi/Bluetooth対応ネットワークAVレシーバー「SC-LX501」を発売した。7ch同時出力が可能な「ダイレクトエナジーHD アンプ」と、新開発の「Reflex Optimizer」によって、オブジェクトオーディオの再生を可能にした。税別価格は18万5000円。


SC-LX501(B)

 「SC-LX501」は、オーディオ専用のカスタム電解コンデンサーを採用した「ダイレクトエナジーHD アンプ」を搭載し、7ch・560Wハイパワー同時出力という性能を実現した。FLAC/WAV/AIFF/Apple losslessファイル形式(2ch)でのハイレゾ音源(192kHz/24bit)に加え、DSDファイル(11.2MHzまで)まで対応し、多彩なハイレゾ音源を再生できる。 

 7.2chサラウンドのほか、オブジェクトオーディオ再生に必要なトップスピーカーやドルビー・イネーブルド・スピーカーを1組接続できるので、5.2.2ch再生や、音に立体的な位置情報を持たせ、リアルな音の移動を再現して理想的な立体音場を実現するオブジェクトオーディオ「Dolby Atmos」と「DTS:X」の再生に対応する。 

 著作権保護規格HDCP2.2に対応したHDMI端子を装備し、4K映像機器を接続すれば、伝送帯域18Gbps、4K/60p 4:4:4/24bitの映像をはじめフルスペックの4Kを再生できる。明暗のコントラストの違いを再現する「HDR」や従来の2倍以上広い色空間をカバーする映像フォーマット「BT.2020」にも対応する。 

 また、Wi-FiやBluetoothでスマートフォンなどの端末と接続することで、「Google Cast」対応音楽アプリやインターネットラジオの「radiko.jp」を利用できる。iPodやiPhone Digital入力対応のUSB入力端子を1系統備える。本体のサイズは幅435×高さ185×奥行き395mmで、重量は12kg。