2026.7.10 13:00
スマホ・PC「第4回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権」のエントリー受付開始!「SF6 個人部門」を新設、少人数の「連合チーム」も認可
特定非営利活動法人 国際教育eスポーツ連盟ネットワーク 日本本部(NASEF JAPAN)は7月1日から、「第4回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権」のエントリー受付を開始。1500チームの受付を目標に掲げる。エントリー前日の6月30日にプレス発表会を開催。ストリートファイター6の個人部門の新設、エントリー上限の拡充、連合チームの認可などの新機軸を発表した。また、「2030年に5000チームのエントリー」を目標に掲げ、全国の高校の教員・顧問が実行委員会に参画する取り組みや、NTTe-Sportsと連携した指導者認定制度も発表した。
NASEF JAPANの公式サイトでエントリー受付を開始
NASEF JAPANの柿原理事長
第4回大会は、eスポーツ部の顧問など高校現場の先生たちに大会の実行委員会に参画してもらい、一緒に設計する。「先生たちと一緒に高校生の体験価値を設計するための場です」と柿原理事長は強調した。
また、eスポーツの持続可能性と未来の成長に向け、指導者育成の新たな認定制度を発表。学生eスポーツの文化をさらに発展させる。
学校現場と進化する「共創の大会」へ
大浦豊弘専務理事は、高校eスポーツ部の顧問の先生方15名による実行委員会を結成し、高校現場の視点を大会運営に反映していることを紹介した。
大浦専務理事
実行委員長の三浦教諭
実行委員長に就任した滋賀県立八幡工業高等学校の三浦広和教諭は、「参加校の増加によるコストの増大や、学校側の教育的な配慮、調整など大会運営の負担も大きく、今後の持続可能性が難しいと感じていました。第4回大会から実行委員会が立ち上がり、学校側も企画段階から協力でき、前回までの課題だった日程の変更や表彰の規定、新たな選手登録のシステム構築など大きく前進しています」と語り、手ごたえを感じているようだ。
高校教諭の実行委員もオンラインで参加
また、「大会を通じて高校生たちのドラマや感動、チームメイトとの連帯感、コミュニケーション能力の向上など、社会性や人間性の成長に大きく期待が持てます」と、高校eスポーツとしての大会の意義を訴えた。
町山事務局長/大会プロデューサー
大会の進化ポイント
今回、新たにストリートファイター6の個人部門を設立。極(きわみ)リーグ(30名・オフライン)と挑(いどみ)リーグ(30名・オンライン)のランク分けリーグとする。
極はマスターランク以上の高ランクプレイヤーのリーグ、挑はそれ以外のプレイヤーが参加するリーグとし、大会に出場していなかったプレイヤーにも参加の機会を用意してすそ野を広げる。オフライン決勝を実施するのは極リーグのみで、挑リーグは予選開催時にオンラインで決勝まで実施する。
大会のエントリー期間は、7月1日~9月10日18時まで。教育の観点から締め切り厳守で、延長は行わない。こうした点も、実行委員会に高校教諭が参画した意義があるのだろう。
エントリー期間の延長は行わない
これまでは、同一高校に所属する場合のみ連合チームの参加を認めていたが、今回から、学校内やキャンパスで1チームも結成できない場合も連合チームでのエントリーを認めることとした。出場意思のある高校生が参加する機会を増やす狙いだ。
eスポーツ人材育成能力認定制度
そこで、NTTe-Sportsと連携してNASEF JAPAN公式認定プログラム「eスポーツ人材育成能力認定制度」を開始する。NASEF JAPANは教材の開発や監修、認定団体や指導者の認定などを担い、NTTe-Sportsは教材の開発や運営の事務局、講習や認定テストの実施を担う。
第1回となる認定資格講習会は大阪と横浜で開催する。8月29日、30日は大阪会場(OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校)、9月5日と6日は横浜会場(岩崎学園キャンパス)だ。詳細はNASEF JAPAN公式サイトの特設ページを参照してほしい。
第1回 認定資格講習会
練習環境の課題では、練習相手を見つけるのが困難だったり、自分たちの客観的な実力がわからなかったりする。またレベルの合った練習相手でないと一方的な試合になり、かえって自信を失ってしまう。
それを解決するために、NTTe-Sportsの協力により、自動でマッチメイキングをする「PLAYWEB」を無料で提供する。実力の近いチームを自動で選出し、メンバーやチームも部活責任者がシステム上で管理できる。
PLAYWEB
NASEF JAPANは4月から、未来を支えるIT人材育成の活動に賛同する「正会員」28企業の協力を得ている。
<関連記事>
NASEF JAPANの「正会員」、28企業/団体からスタート 「eスポーツ×教育」で日本の若者の可能性を広げる
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NTTe-Sportsとの連携は、正会員制度のあるべき姿を示す好事例としても注目だ。若者の可能性を支える正会員の輪の広がりは、2030年に5000チームを実現するための重要なピースとなるだろう。(BCN・細田 立圭志)
写真ギャラリー
実行委員会に高校教諭も参画
冒頭の挨拶でNASEF JAPANの柿原正郎理事長は、「全日本高校eスポーツ選手権は単に勝敗を決めるだけの大会ではなく、勝敗を越えた『学びと成長の場』を提供しています。大会を通じて一生モノの経験をしてほしいです」と、「eスポーツ×教育」を掲げるNASEF JAPANの理念を語った。
第4回大会は、eスポーツ部の顧問など高校現場の先生たちに大会の実行委員会に参画してもらい、一緒に設計する。「先生たちと一緒に高校生の体験価値を設計するための場です」と柿原理事長は強調した。
また、eスポーツの持続可能性と未来の成長に向け、指導者育成の新たな認定制度を発表。学生eスポーツの文化をさらに発展させる。
大浦豊弘専務理事は、高校eスポーツ部の顧問の先生方15名による実行委員会を結成し、高校現場の視点を大会運営に反映していることを紹介した。
実行委員長に就任した滋賀県立八幡工業高等学校の三浦広和教諭は、「参加校の増加によるコストの増大や、学校側の教育的な配慮、調整など大会運営の負担も大きく、今後の持続可能性が難しいと感じていました。第4回大会から実行委員会が立ち上がり、学校側も企画段階から協力でき、前回までの課題だった日程の変更や表彰の規定、新たな選手登録のシステム構築など大きく前進しています」と語り、手ごたえを感じているようだ。
また、「大会を通じて高校生たちのドラマや感動、チームメイトとの連帯感、コミュニケーション能力の向上など、社会性や人間性の成長に大きく期待が持てます」と、高校eスポーツとしての大会の意義を訴えた。
SF6の個人部門は「極」「挑」のランク分けリーグ
町山雄大事務局長/大会プロデューサーは、大会概要を説明した。目標エントリー数は前回の918チームから、1500チームを目指す。採用タイトルは五つで、リーグ・オブ・レジェンド、VALORANT、ストリートファイター6(団体部門/個人部門)、フォートナイト、エーペックスレジェンズとなる。エントリー上限は、タイトルにより10チームや20チームに大幅に拡充した。
今回、新たにストリートファイター6の個人部門を設立。極(きわみ)リーグ(30名・オフライン)と挑(いどみ)リーグ(30名・オンライン)のランク分けリーグとする。
極はマスターランク以上の高ランクプレイヤーのリーグ、挑はそれ以外のプレイヤーが参加するリーグとし、大会に出場していなかったプレイヤーにも参加の機会を用意してすそ野を広げる。オフライン決勝を実施するのは極リーグのみで、挑リーグは予選開催時にオンラインで決勝まで実施する。
大会のエントリー期間は、7月1日~9月10日18時まで。教育の観点から締め切り厳守で、延長は行わない。こうした点も、実行委員会に高校教諭が参画した意義があるのだろう。
連合チームを認可
これまでは、同一高校に所属する場合のみ連合チームの参加を認めていたが、今回から、学校内やキャンパスで1チームも結成できない場合も連合チームでのエントリーを認めることとした。出場意思のある高校生が参加する機会を増やす狙いだ。
2030年・5000チームに向けた二つの課題
2030年に5000チームの目標を掲げる上で、二つの大きな課題をクリアしなければならない。それが、生徒たちを指導する側の教諭の育成と、他校と練習する環境の整備だ。NASEF JAPANの理念からして、単に「ゲームが上手い人」を育成するのではなく、教育的指導者を育成する必要がある。
そこで、NTTe-Sportsと連携してNASEF JAPAN公式認定プログラム「eスポーツ人材育成能力認定制度」を開始する。NASEF JAPANは教材の開発や監修、認定団体や指導者の認定などを担い、NTTe-Sportsは教材の開発や運営の事務局、講習や認定テストの実施を担う。
第1回となる認定資格講習会は大阪と横浜で開催する。8月29日、30日は大阪会場(OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校)、9月5日と6日は横浜会場(岩崎学園キャンパス)だ。詳細はNASEF JAPAN公式サイトの特設ページを参照してほしい。
練習環境の課題では、練習相手を見つけるのが困難だったり、自分たちの客観的な実力がわからなかったりする。またレベルの合った練習相手でないと一方的な試合になり、かえって自信を失ってしまう。
それを解決するために、NTTe-Sportsの協力により、自動でマッチメイキングをする「PLAYWEB」を無料で提供する。実力の近いチームを自動で選出し、メンバーやチームも部活責任者がシステム上で管理できる。
NASEF JAPANは4月から、未来を支えるIT人材育成の活動に賛同する「正会員」28企業の協力を得ている。
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NASEF JAPANの「正会員」、28企業/団体からスタート 「eスポーツ×教育」で日本の若者の可能性を広げる
https://www.bcnretail.com/market/detail/20260428_621766.html
NTTe-Sportsとの連携は、正会員制度のあるべき姿を示す好事例としても注目だ。若者の可能性を支える正会員の輪の広がりは、2030年に5000チームを実現するための重要なピースとなるだろう。(BCN・細田 立圭志)
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