象印は独自開発のスマートルーバーを搭載し、サーキュレーターの直線的な風と扇風機のやわらかな風の2つの風を切り替えられる2WAYサーキュレーターRC-AA30を4月11日に発売した。
象印の2WAYサーキュレーターRC-AA30
同社が生活家電で掲げているテーマは、『心地よい環境を作ること』。空気清浄機やふとん乾燥機も室内環境や寝具環境を快適にするためのもので、新製品も室内環境を快適にするサーキュレーターだ。
扇風機市場は近年、縮小基調で推移しているものの市場規模は依然として大きい。一方、サーキュレーター市場はエアコンとの併用による節電効果や換気に対するニーズなどにより、象印の推計によると、その市場規模は直近5年間で約2倍に成長しているという。
同社が実施したユーザー調査によると、サーキュレーターの使用目的で最も多かったのは『空気の循環』で、回答者の7割近くが挙げた。以下、『エアコンの効率アップ』『電気代の節約』と続いている。
サーキュレーターの使用目的は
空気の循環やエアコンの効率アップ
また、サーキュレーターを扇風機代わりとして使用していると回答したユーザーは65%にも達していることが分かった。
しかし、サーキュレーターと扇風機は似て非なるもの。サーキュレーターの風は直進性が高く、扇風機は広がる風という違いがあり、サーキュレーターの風は体にとって必ずしも快適とはならず、ストレスになることもある。
このような市場やユーザーの利用実態を背景として同社が開発したのが、1台で強く直進的な風とやわらかく広がる風を送り、“サーキュレーターと扇風機の風を操る”というコンセプトの新製品2WAYサーキュレーターRC-AA30(以下、AA30)である。
象印の2WAYサーキュレーターRC-AA30は
グレー(左)とホワイト(右)の2色展開
スマートルーバーが収納されているときは広がる風を送り、スマートルーバーが立ち上がると風を整流して直進性の高い風を送る。
スマートルーバーの動きで広がる風(上)と
直進的な風(下)を吹き分ける
同社によると、開発当初はファンがつくる風をスマートルーバーが受け流すようにしたが、十分な直進性が出ず、2つの異なる性質の風をどうつくり分けるかに苦心したと振り返る。
試行錯誤を繰り返して一度は開発を中止しようかという話もあったが、最終的にはファンがつくる風を受け流すのではなく、スマートルーバーで絞り込むような構造にした。さらにスマートルーバーの枚数も試作と検証を繰り返して7枚としたことで、2つの異なる風をつくることに成功。この開発には実に約6年もの時間がかかったという。
数々の試作(左)を経て完成したスマートルーバー(右)
ユーザーの65%がサーキュレーターを扇風機代わりに使用
象印といえば炊飯器や電気ケトル、電動ポット、水筒、タンブラーなど、キッチン家電のイメージが強いのではないだろうか。だが、同社は加湿器や空気清浄機、ふとん乾燥機など生活家電に属する製品も展開している。同社が生活家電で掲げているテーマは、『心地よい環境を作ること』。空気清浄機やふとん乾燥機も室内環境や寝具環境を快適にするためのもので、新製品も室内環境を快適にするサーキュレーターだ。
扇風機市場は近年、縮小基調で推移しているものの市場規模は依然として大きい。一方、サーキュレーター市場はエアコンとの併用による節電効果や換気に対するニーズなどにより、象印の推計によると、その市場規模は直近5年間で約2倍に成長しているという。
同社が実施したユーザー調査によると、サーキュレーターの使用目的で最も多かったのは『空気の循環』で、回答者の7割近くが挙げた。以下、『エアコンの効率アップ』『電気代の節約』と続いている。
空気の循環やエアコンの効率アップ
また、サーキュレーターを扇風機代わりとして使用していると回答したユーザーは65%にも達していることが分かった。
しかし、サーキュレーターと扇風機は似て非なるもの。サーキュレーターの風は直進性が高く、扇風機は広がる風という違いがあり、サーキュレーターの風は体にとって必ずしも快適とはならず、ストレスになることもある。
このような市場やユーザーの利用実態を背景として同社が開発したのが、1台で強く直進的な風とやわらかく広がる風を送り、“サーキュレーターと扇風機の風を操る”というコンセプトの新製品2WAYサーキュレーターRC-AA30(以下、AA30)である。
グレー(左)とホワイト(右)の2色展開
独自開発のスマートルーバーで2つの風を切り替え
AA30が1台で2つの風を切り替えられるのは、同社の独自開発によるスマートルーバーを搭載しているからだ。本体に内蔵された7枚のスマートルーバーが動いて、ファンからの風を整える。スマートルーバーが収納されているときは広がる風を送り、スマートルーバーが立ち上がると風を整流して直進性の高い風を送る。
直進的な風(下)を吹き分ける
同社によると、開発当初はファンがつくる風をスマートルーバーが受け流すようにしたが、十分な直進性が出ず、2つの異なる性質の風をどうつくり分けるかに苦心したと振り返る。
試行錯誤を繰り返して一度は開発を中止しようかという話もあったが、最終的にはファンがつくる風を受け流すのではなく、スマートルーバーで絞り込むような構造にした。さらにスマートルーバーの枚数も試作と検証を繰り返して7枚としたことで、2つの異なる風をつくることに成功。この開発には実に約6年もの時間がかかったという。






