ソニー、Vlogやライブ配信で活躍する「小型・軽量ワイヤレスマイクロホン」

新製品

2023/10/02 06:30

 ソニーは、ワイヤレスマイクロホン「ECM-W3」「ECM-W3S」と、ワイヤレス/ストリーミングマイクロホン「ECM-S1」を11月17日に発売する。

「ECM-W3」

「ECM-W3」はインタビュー、「ECM-W3S」はVlogに

 「ECM-W3」はレシーバーと2台のマイク、「ECM-W3S」はレシーバーと1台のマイクで構成するワイヤレスマイクロホンだ。カメラから離れて撮影するシーンでも手軽に高音質な声を収録することができるため、Vlog(ブイログ)やインタビューなど、幅広い用途に対応する。

 ECM-W3は2人のインタビューや会話、対談などの用途に、「ECM-W3S」は1人の声を収音する動画コンテンツやVlog、配信などの用途に適している。
 
「ECM-W3S」

 音質に配慮した設計により、ノイズを抑えた高音質な収音を実現している。USB Type-C端子を搭載することでさまざまなデバイスとの互換性を確保し、可搬性を高める充電ケースも同梱する。

「ECM-S1」はカメラと接続すれば映像と同期

 「ECM-S1」は、映像とともに高品位な音声収録が必要な撮影やライブ配信、音声のみの収録のポッドキャストなど、音を重視するコンテンツクリエイターに対して、ソニーが新たに提案するワイヤレス/ストリーミングマイクロホン。
 
「ECM-S1」

 小型軽量なきょう体で、カメラやパソコン、スマートフォンなど様々な機器に接続することができるため、屋内だけでなく、屋外でも音にこだわった動画の撮影や配信が可能になる。環境に左右されない、新たな収音スタイルを提案する。

 三つの直径14mm大口径カプセルを搭載し、人の声を自然かつ高品位に捉えるようにチューニングしたことで、ストリーミングマイクロホンならではの口元での臨場感のある収音が可能だ。

 また、高音質な音声をカメラにワイヤレスで直接記録することができるため、ライブ配信で音と映像を別々に配信機器へ入力すると発生することがある「音と映像のズレ」が起こらず、遅延補正を行う必要がない。

 価格は「ECM-W3」が6万3800円、「ECM-W3S」が4万7300円、「ECM-S1」が4万7300円。