オーディオテクニカは5月26日に、プロのパフォーマンスを手軽に体感できるマイクロホン「AT2040USB」と、デスクスペースの有効活用が可能になる「AT20」シリーズ専用マイクロホンスタンド「AT8703」を発売する。価格はどちらもオープンで、公式オンラインショップでの価格は、「AT2040USB」が2万1780円、「AT8703」が4400円。

「音のよさ」でワンランク上のゲーム実況を実現

　「AT2040USB」は、人の声の収音を得意とするダイナミック型マイクロホン「AT2040」に、カーディオイドコンデンサーUSBマイクロホン「AT2020USB-X」が持つデジタル性能とUSB機能を加えたマイクロホン。

　動画の再生回数を増やしたいYouTuberや、ワンランク上のゲーム実況を行いたいストリーマーに適しており、収音中の音声を遅延なくリアルタイムで確認できるヘッドホンモニターと、マイク音声をすばやく、かつ確実にミュート可能なミュートタッチセンサーを備えている。
 
　堅牢なメタルボディとハイパーカーディオイド特性のダイナミック型マイクユニットを採用しているので、境によるノイズを抑えつつ自身の声をしっかりと捉える。また、ショックマウントとポップフィルターを本体に搭載するとともに、別売のショックマウント「AT8458a」を取り付けられる。

　さらに、マイクで収音した音とPC音源のバランスを調整できるミキサー調整ダイヤルを備えており、PCアイコン側にダイヤルを回すと接続しているPC音源の音量が大きくなり、マイクロホンアイコン側に回すとマイクの音量が大きくなる。また、ヘッドホン出力の音量調整機能も搭載する。

　そのほか、本体には状態をひと目で確かめられるミュートインジケーター、優れた音の表現力と遅延のないダイレクトモニタリングを実現する高出力の内蔵ヘッドホンアンプ、Low Cutフィルタースイッチ、PCなどとの接続に使用するUSB Type-C出力を備えている。
 
　「AT8703」は、触れてもズレにくく倒れにくい角度設計で、XLRコネクタを考慮した最適な高さ設定を採用する。デスク周りを美しく見せるケーブルの取り回しが可能で、マイクホルダー取り付け部には専用設計による「ロックダイヤル」を採用するほか、本体にはグラスファイバー入り樹脂素材を採用している。