INSTAX「チェキ」シリーズに手のひらサイズの「INSTAX Pal」誕生!

新製品

2023/09/25 17:00

 富士フイルムは10月5日に、「INSTAX“チェキ”」シリーズの新機種として、いつでもどこでも気軽に撮影できる手のひらサイズのカメラ「INSTAX Pal(インスタックス パル)」を発売する。カラーは、ミルキーホワイト、パウダーピンク、ピスタチオグリーン、ラベンダーブルー、ジェムブラックの5色。価格はオープンで、実勢価格はミルキーホワイト、パウダーピンク、ピスタチオグリーン、ラベンダーブルーが1万4300円前後、ジェムブラックが1万7600円前後の見込み。

INSTAX Palキャプション

「カラビナ付きシリコンケース」やパープルの「ミニフォーマットフィルム」も

 「INSTAX Pal」は、プリント機能を切り離して撮影に特化することで、手のひらサイズのコンパクトさを実現したカメラ。
 
「スタンダード撮影」では
本体背面のシャッターボタンを押して写真が撮れる

 本体背面のシャッターボタンを押して撮る「スタンダード撮影」では、スマートフォンでは撮ることが難しい、高い位置からの撮影や角度をつけたアングルでも片手で簡単に撮影可能で、広角レンズを採用しているため、広大な風景写真や大人数での集合写真といった撮影にも適している。
 
プリントイメージ 
(左から)ミニ、スクエア、ワイドキャプション

 撮影時は、「ミニ」「スクエア」「ワイド」の3種類から、好きなフォーマットを選べるので、撮影の楽しみが広がる。なお、プリント時はスマートフォン用プリンタ「INSTAX Link」シリーズなど、プリントに使用する機器に対応したフォーマットを選択して出力できる。

 本体とスマートフォンをBluetooth接続すれば、撮影した画像が専用アプリに自動転送され、「INSTAXフレーム」付き画像として保存される。専用アプリによって、画像を見るまでのワクワク感を楽しめるほか、写真のSNSでの共有も可能になる。

 専用アプリにはほかにも、「INSTAX Pal」が写す画像をスマートフォンの画面で確認しながら撮れる「リモート撮影」や、3秒間隔の連続撮影で動きのある写真を楽しめる「インターバル撮影」機能を搭載する。また、「INSTAX Pal」はスピーカーを搭載しており、任意の音声を専用アプリに録音して、カメラのシャッター音として割り当てられる。さらに、複数の画像をパラパラ漫画のような1つの動画にまとめられる「INSTAX Animation」機能を備えており、コード付きチェキプリントとして出力してコードをスマートフォンのカメラで読み取れば、「INSTAX Animation」の動画を再生できる。
 
撮影した写真は、「INSTAX Link」シリーズや
ハイブリッドインスタントカメラ
「INSTAX mini Evo」などからプリントできる

 「INSTAX Pal」で撮影した写真は、専用アプリ経由で「INSTAX Link」シリーズや、ハイブリッドインスタントカメラ「INSTAX mini Evo」「INSTAX mini LiPlay」からチェキプリントすることが可能で、「INSTAX Pal」本体底面にあるスイッチを「F」(FUNモード)から「L」(Linkモード)に切り替えれば、「INSTAX Pal」と「INSTAX Link」をBluetoothでダイレクトに接続でき、アナログのインスタントカメラのように、「INSTAX Pal」で撮影した直後に「INSTAX Link」シリーズから自動でプリントされる。
 
「多機能リングアクセサリ」の
使用イメージ

 そのほか、落下防止用のストラップとしてはもちろん、簡易的なファインダーや集合写真などの撮影時にはカメラスタンドとしても使える「多機能リングアクセサリ」が付属する。

 対応メディアはmicroSD/microSDHC/microSDXCカード。サイズは幅42.3×高さ44.4×奥行き43.0mmで、重さは約41g。
 
カラビナ付きシリコンケース(上段)と、
ミニフォーマットフィルム「SOFT LAVENDER」が同時発売

 あわせて、「INSTAX Pal」のカラーにマッチしたカラビナ付きシリコンケースや、華やかさと上品さを併せ持つパープルのミニフォーマットフィルム「SOFT LAVENDER(ソフト ラベンダー)」も同時発売される。
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