チェキのエントリーモデル「INSTAX mini 12」が3月16日に発売、楽しさを詰め込んで進化

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2023/03/09 18:30

 富士フイルムは3月16日に、インスタントカメラ「INSTAX“チェキ”の最新エントリーモデルとして「INSTAX mini 12(インスタックス ミニ トゥエルブ)」を発売する。カラーは、ミントグリーン、ブロッサムピンク、パステルブルー、ライラックパープル、クレイホワイトの5色。価格はオープンで、税込の実勢価格は1万1000円前後の見込み。

INSTAX mini 12

接写やセルフィーが簡単・きれい

 「mini 12」は、定番モデル「mini 11」をデザイン・機能ともに進化させた機種であり、撮ったその場ですぐにプリントできる「INSTAX」ならではの楽しさを詰め込んだイメージを、風船のように膨らんだ本体デザインで表現している。
明るい場所での撮影例(左)と、光量の少ない場所での撮影例

 シーンに合わせて最適なシャッタースピードやフラッシュ光量を自動調整するため、晴れた屋外や光量の少ない屋内、接写やセルフィーでも被写体をきれいに撮れる。
「クローズアップモード」を有効にした場合の撮影例(左)と、
「クローズアップモード」オフでの撮影例。
「クローズアップモード」オフの場合、ファインダーの視野よりも写真の中心が右にズレやすい

 レンズを1段階回すことで、接写やセルフィーに適した「クローズアップモード」に切り替えられるので、シャッターチャンスを逃さない。また、エントリーモデルとしてははじめて、接写時にファインダーから見える視野を実際のプリントに写る範囲に合わせる、パララックス補正機能を搭載しているので、ファインダーでとらえた中心をずらすことなく、接写を楽しめる。

 セルフィーでは、レンズ横の「セルフィーミラー」を使って、プリントイメージを確認しながら撮影できる。

 ほかにも、撮影の際にシャッターを押してからプリントまでにかかる時間を5秒に短縮するとともに、本体右上に「INSTAX」ロゴと名称をスタイリッシュに組み合わせ、レンズ回りには凸文字をあしらうなど、細部のデザインにもこだわった。

 電源は単3形アルカリ乾電池×2本。サイズは幅66.6×高さ104.0×奥行き122.0mmで、重さは306g。