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ソニーの“着るクーラー”「REON POCKET 4」、最大約2倍の駆動時間と最大約1.2倍の吸熱性

新製品

2023/04/21 18:30

 ソニーグループは4月20日に、ウェアラブルサーモデバイスキット「REON POCKET 4(レオンポケットフォー)」を発売した。価格はオープンで、実勢価格は専用ネックバンドが付属する「RNPK-4」が1万6500円前後、専用ネックバンドとウェアラブルセンシングデバイス「REON POCKET TAG」が付属する「RNPK-4T」が1万8700円前後、「REON POCKET TAG」(RNPT-1)が3850円前後。

「REON POCKET 4」(左)と「REON POCKET TAG」

温度・湿度を検知する「ウェアラブルデバイス」と連携

 「REON POCKET 4」は、ウェアラブルセンシングデバイス「REON POCKET TAG」との併用によって、冷温を自動で切り替えられる新機能「SMART COOL⇔WARM MODE」を搭載する、「身につけられるクーラー」の最新機種。

 好みに合わせて冷却と温熱を開始する温度を設定しておくことで、「REON POCKET TAG」の周囲が設定温度になると、自動で冷温の切り替えや動作の停止を行う。
周囲の温度や湿度などを複合的に解析することで、
個人の行動や環境に応じた冷温の切り替えを実現

 「REON POCKET 4」本体に搭載するセンサーによって検知した衣服内の温度や湿度と、ユーザーの行動、および「REON POCKET TAG」が検知した周囲の温度や湿度などを複合的に解析することで、個人の行動や環境に応じた冷温の切り替えを実現する。また、周囲の温度が設定温度の範囲内になった場合は、自動で動作を停止するため、バッテリの節約にもなる。

 さらに、バッテリ容量を増加することで、従来機種「RNP-3」と比較して最大約2倍の駆動時間を実現するとともに、放熱機構の大型化によって、「RNP-3」と比較して最大約1.2倍の吸熱性能を実現し、より高効率な冷却を可能にしている。
首元に装着するための専用ネックバンドが付属

 付属の専用ネックバンドは、「REON POCKET 4」本体を首元に装着するために使用し、首元に合わせて調整しやすいワイヤーフレームと、自由な形状を保持できるメカニカルフレキシブルチューブに、シリコンラバーを被せた3層構造で、軽いフィット感とずれにくさを両立する。
「REON POCKET TAG」の使用イメージ

 「REON POCKET TAG」は、温湿度・照度・近接・加速度といった各種センサーを搭載し、周囲の環境を検知することが可能で、独自の温度予測アルゴリズムによって周囲の温度を素早く把握できる。「REON POCKET 4」と連携することで、「SMART COOL⇔WARM MODE」機能を可能にするとともに、専用アプリを通じて「REON POCKET TAG」が検知した周囲の温度や湿度を、スマートフォンから確かめられる。クリップ型なので、カバンなどに取り付ければ、アプリを通じて温度や湿度をリアルタイムに把握できるようになる。

 「REON POCKET 4」は、サイズが幅55×高さ117×奥行き23mmで、重さは約109g。「REON POCKET TAG」は、サイズが幅30×高さ12×奥行き65mmで、重さは約12g。
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