G-SHOCKのMT-Gシリーズ、デュアルコアガード構造採用の「MTG-B2000」

新製品

2020/09/24 18:30

 カシオ計算機は9月24日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品としてメタルと樹脂の特長を融合した「MT-G」シリーズから「MTG-B2000」を発表した。新開発の「デュアルコアガード構造」を採用し、従来のミドルサイズを継承しつつ外観での美しいメタルの存在感を際立たせた。ラインアップは3モデルで11月13日に発売する。

「G-SHOCK」が「MT-G」シリーズから「MTG-B2000」を発表

 MTG-B2000は、従来のMT-Gシリーズに用いられていたメタルによるコアガード構造を進化させ、軽量で剛性の高いカーボン繊維強化樹脂のケースを組み合わせた新開発のデュアルコアガード構造を採用。ケースと裏蓋を継ぎ目なく一体化した「カーボンモノコックケース」をメタルで囲む二重構造で、正面とサイドからメタルの美しい質感を楽しめるデザインを実現した。
 
新開発の「デュアルコアガード構造」を採用

 これにより、18年発売の「MTG-B1000」で好評の腕に馴染みやすいミドルサイズと質量を維持しながら、外観に占めるメタルの割合を高めた。さらに、衝撃・遠心力・振動に耐える強化構造「TRIPLE G RESIST」も備え、タフネス性能も確保している。

 「MTG-B2000BD/B2000D」は、メタルパーツに組み合わせる樹脂の比率を増やした新たなレイヤーコンポジットバンドを採用し、従来モデルより15%の軽量化を達成した。また、「MTG-B2000B」には、フィット性の高いソフトウレタンバンドを備え、着用感を高めると同時に、精悍な印象も際立たせている。

 機能面では、スピーディーな運針を可能にするためにMT-Gシリーズ初の三つのデュアルコイルモーターを搭載。標準電波の受信機能に加えて、専用アプリとの連携により、スマートフォンが近くにあると自動で時刻を修正する。タイムゾーンをまたぐ移動の際にもボタン操作なしで現地時刻に修正できるなど機能性にも優れ、ビジネスシーンにも最適な耐衝撃ウオッチとなっている。

 価格は、MTG-B2000BDが13万7500円、MTG-B2000Bが12万1000円、MTG-B2000Dが12万6500円。