もともと猫よりも犬が好きだったが、3年前に我が家に猫がやってきてから好きになった。2月22日は猫の日ということで、以前から気になっていた電響社が取り扱っている「鍋型ネコベット WG-001M」を試す機会があったので、自宅で試してみたレビューをお届けしよう。

「鍋型ネコベット WG-001M」


 イベントで土鍋のような器に猫が丸く横たわっているかわいらしい写真を見て、自宅の猫でもそうなるのか実際に試してみたいと思っていた。鍋型ネコベットの構造はシンプルで、電源コードを差してスイッチを押すと、鍋底がヒーターで温かくなる仕組みだ。本体はABS樹脂製なので、水拭きができて清潔に保つことができる。
 
パッケージはプレゼントとしても喜ばれるだろう

 製品が入っているパッケージもユニークで、まるでケーキやピザのような取っ手付きの箱に入っている。猫を飼っている人にプレゼントしても喜ばれるだろう。

 また、体重は約4キログラム未満の小動物を対象としているため、小さな動物であれば猫以外でも犬やウサギ、フェレットなども大丈夫だという。サイズは、外径約31.5センチ、内径約25センチ、高さ約10.5センチ、深さ約7.5センチ。

 電源は、一つのボタンで左右に切り替えることで「切」「20度まで」「30度まで」の三つから選ぶことができる。サーモスタットが内蔵してあり、温度が上がりすぎると自動で通電を停止するので熱くなりすぎる心配もない。また、外の気温がヒーターの設定温度よりも高くなると通電しない仕組みなので、留守中の部屋の環境が変化しても安心だ。
 
ボタンは中央が「切」。左右に切り替えて温度調節できる

 飼っている猫は、メスで6歳、体重が3.1キログラム。家の中で放し飼いにしている猫は寒ければ温かいところ、暑ければ涼しいところを自分でみつける。夏の暑い日は、家の北側の一番奥にいたりする。冬は、太陽光が差すソファの一番いいポジションに陣取る。
 
冬の昼間はソファの上で太陽光を浴びる

 最初は、不思議なモノでも見るように警戒して、本体に乗せてもすぐに外に出てしまったり、歩いて素通りしてしまうなど、なかなか寄り付かなった。もちろん、猫の性格にもよると思うが、設置するなり、すぐに体を丸めて収まることをイメージしていたのとは少し違った。

 キャットフードを少し置いてみたりしたが、エサを食べるだけなど、苦戦が強いられた。あぐらの上に乗せて首元をなでてご機嫌をうかがいながら乗せてみるなど、数日間、そんなことを繰り返しながら、そもそも気ままな猫に言うことをきかせようとする自分が間違っていることに気づいた。

 これは長期戦も覚悟だと、気長に構えることにした。黙ってみてると、時折、本体に首元をこすりつけてニオイをつけているようだ。

 ところがだ。休みの日に小学生の息子がソファの上で猫をあやしながら本体に乗せると、すんなりと収まったのだ。猫にとっては一番の仲良しが息子で、その次が妻、自分は最下位なので、扱っていた人が悪かったということか。
 
息子が手なずけると言うことをきいた
 
「鍋」の中で温まる猫

 猫は鍋の中でじっと立ったり、伏せたりしながら温まっていた。なんだか風呂にでもつかっているような姿を見ると、見ているこっちが癒される。タブレット端末で猫の様子を撮影する余裕すら見せる息子に少し嫉妬した。
 
 

 3キログラムとはいえ、やや大きいからか丸くなる姿までは見ることができなかったが、やはり猫は気ままなのが猫らしくてかわいいことにあらためて気づかされた。

 なお、この商品は夏のエアコンがきいている部屋でも効果があるそうだ。冷気は床を這うため床の近くにいる猫は暖を求めて鍋型ネコベットに入るという。そういえば、先述のパッケージにも「エアコンで寒くても快適だにゃ~!」と書いてあった。(BCN・細田 立圭志)