LINEは、AIアシスタント「Clova」向けに、音声入力の代わりにLINEのトーク画面上でのタッチ操作やテキスト入力で家電を操作できる「Clova Bot」の提供を開始した。対応している家電は8万点以上。鍵の施錠やエアコン、照明のオン/オフなどが、外出先からLINEのチャットで操作できるようになった。

音声入力の代わりに、LINEのトーク画面にテキストを入力することで連携した家電を操作できる

 発表会に登壇したLINEのLINE Clova企画室 中村浩樹室長は、「Clova Botのおかげで、友だちとチャットをするように、外出先からでも家電を操作できる」と新サービスの特徴を説明。帰宅中にチャットを送ってエアコンを起動したり、旅行中に防犯目的で照明をつけたりと、さまざまな使い方を想定する。
 
Clova Botの便利さを説明する中村浩樹室長

 Clovaは、LINEが展開するAIアシスタント。2017年に発売した「Clova WAVE」やスマートディスプレイ「Clova Desk」など、さまざまなスマートスピーカーに搭載されている。

 これまでは、声をかけて連携した家電を操作していたが、「家電ごとの専用アプリを使い分ける必要があり複雑」「スピーカーに話しかけることに、なかなか慣れない」などの声が上がっていた。

 こうした悩みの緩和を目指しClova Botを開発。普段から使い慣れているLINEのトーク画面から家電を操作できるようになることで、より負担無くスマートスピーカーを使いこなし、便利な生活を送ることができる。操作に必要なのは、「LINE Clova」のLINE公式アカウントを友達に追加し、LINE Clovaアプリと連携させること。スマートスピーカーに話しかけるようにチャットを送るか、タッチで家電を操作する。

 また、2月1日から、さまざまな住宅のIoTスマートホーム対応を手掛けるアイリッジと共同で、LINEならではのIoT住宅を体験できるモデルルーム「LINE Clova IoT体験モデルルーム」を一般公開する。IoT家電を使いこなした生活を体験するには、絶好の機会だ。
 
モデルルームではIoT家電をスマートスピーカーで使いこなす生活を体験することができる

 中村室長は、「家電の音声操作は、一度体験したら手放せなくなるほど便利。しかし、その“一度の体験”がなかなか無いので、モデルルームを公開する」と狙いを語った。