BCN ITジュニア賞 2020表彰式開催、受賞者・受賞チームを讃える

イベント

2020/01/24 17:50

 2020年1月24日、東京・品川インターシティで、優れた技術を持つ若者を表彰する「BCN ITジュニア賞 2020」の表彰式・祝賀会と、IT・デジタル家電の年間販売数量No.1メーカーを表彰する「BCN AWARD 2020」の祝賀会を開催した。会場には、BCN ITジュニア賞を受賞した学生や指導教員、BCN AWARD受賞企業やデータ提供会社の代表者などが集い、若いITジュニアと企業のトップが一堂に会した。

大勢の業界関係者、ITジュニアが集った

 懇親会に先立ち、開催したBCN ITジュニア賞 2020、BCN ITジュニアU-16賞 2020の表彰式では、まずNPO法人ITジュニア育成交流協会の趣旨に賛同する協賛企業を紹介。ITジュニア賞 2020を受賞した4チームと個人5人に、紹介スライドとともにプレゼンター企業2社がコメントともに、賞状とトロフィーをそれぞれ授与。なお、受賞者には協賛企業が用意した副賞も贈呈される。
 
表彰状を受け取った、開成中学校の上原直人さん

 BCN ITジュニア賞 2020の受賞者代表として、国立東京工業高等専門学校 情報工学科3年生の田村雄登さんが「高専プロコンを通じて多くの学びを得ました。指導していただいた顧問の先生や先輩方に感謝します。今後も後輩に引き継ぎ、強豪校を目指します」と挨拶した。
 
BCN ITジュニア賞 2020受賞者代表として挨拶した国立東京工業高等専門学校 情報工学科の田村雄登さん

 続けて、BCN ITジュニアU-16賞の表彰式を行い、U-16プログラミングコンテストの「北海道大会」「三重大会」「松山大会」「長野大会」「山梨大会」「和歌山大会」「愛知大会」「福岡大会」の優勝者8人を表彰し、賞状とトロフィーをそれぞれ授与した。協賛企業を代表して、プロシップの山口法弘社長が登壇。受賞者に向けて二つのアドバイスを授け、熱く語った。
 
プロシップの山口社長は、世界を視野に入れ、視点を高く持ち、切磋琢磨してほしいとエールを送った

 BCN AWARDは、全国の家電量販店、パソコン販売店、ネットショップから収集した実売データ「BCNランキング」にもとづいて、部門(ジャンル)ごとに年間の累計販売数量が最も多かった企業を表彰する賞。対象期間は2019年(1月1日~12月31日)で、ハードウェア85部門42社、ソフトウェア32部門18社、合計117部門で60社が受賞した。
 
部門ごとにNo.1を表彰するBCN AWARD

 従来の表彰式に代わる祝賀会では、初受賞企業、連続受賞企業をそれぞれ表彰し、躍進を讃えた。最後に、受賞企業を代表してインターコムの高橋啓介会長兼社長CEO、続けて情報提供会社を代表してProject Whiteの後藤賢志社長が挨拶し、後藤社長の乾杯の音頭のもと、日本のものづくり、企画・開発に関わるトップベンダーと、将来のあるITジュニアの交流を目的とした懇親会に移った。