AI文字起こしサービス「easy writer」、編集者としての経験をもとに設計

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2019/08/07 14:00

 Books&Companyは8月1日に、AI文章生成サービス「easy writer」の提供を開始した。

「easy writer」の画面イメージ

 「easy writer」は、高性能の音声認識AIを活用し、音声データをテキストデータに変換できるウェブサービス。同社代表の野村衛氏が、編集者として2000名以上をインタビューし、多くの原稿を執筆してきた経験をもとに設計しており、文字起こし、編集・記事執筆はもちろん、議事録作成、打ち合わせ記録の作成など、さまざまなビジネスシーンで活用できる。

 基本機能は、ボイスレコーダーで録音した音声データからのテキスト変換、句読点の自動付与、文章の切れ目での強制改行、録音・再生、メモ機能、Google検索、変換したデータファイルのアップロードと共有、Microsoft Wordへのエクスポート、15秒単位での音声データとテキストデータの紐づけと管理など。無料トライアルとして、サイト上で利用申し込みを行うと、1カ月間、10分間の音声データテキスト変換と編集作業が試せる。

 利用料は月額2万円(税別)で、文字起こしは1カ月当たり20時間分まで、編集作業など文字起こし以外のサービスは無制限。最低契約期間は3か月となり、以降は1か月単位で自動延長。支払い方法は口座振替・振込・クレジットカード。

 なお、音声データは第三者に提供されることはなく、すべて数十秒単位で暗号化して保管されるため、第三者が音声データ全体を把握することはない。