スマートTVにも対応 Appleオリジナルの「Apple TV+」、アプリもアップデート

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2019/03/27 19:35

 米Appleは、スティーブ・ジョブズ・シアターでスペシャルイベントを開催。新しいAppleオリジナルのビデオサブスクリプションサービス「Apple TV+」を発表した。

Apple TVをはじめ、マルチデバイス対応の「Apple TV+」

 2019年秋の開始に先立ち、5月に新しく生まれ変わったApple TV アプリケーションとApple TV チャンネルを公開する予定。iPhone/iPad/Apple TV/Mac/スマートテレビ/ストリーミングデバイスの境界を越えて、テレビ番組、映画、スポーツ、ニュースなどを発見し、視聴する方法を1つのアプリケーションにまとめる。また、iTunes Storeにある映画やテレビ番組の購入とレンタルもできるようになる。コンテンツはオンラインでもオフラインでも視聴可能。

 TVにも対応し、リビングに本格的に進出。Samsungのスマートテレビでは、今春からApple TVアプリケーションを利用できる。Amazon Fire TV、LG、Roku、Sony、VIZIOの各プラットフォームにも今後対応する予定。さらに年内には、条件を満たすVIZIO、Samsung、LG、Sonyのスマートテレビでは、ビデオなどのコンテンツをAirPlay 2対応スマートテレビで直接iPhoneやiPadから簡単に再生できるようになる。
 
Apple TVをはじめ、マルチデバイス対応の「Apple TV+」

 「Apple TV+」の料金とサービスなどについては、今秋提供する予定。新しいApple TVアプリケーションは、iPhone/iPad/Apple TVでは今年5月から、Macでは今秋から無償で順次アップデートして提供していく。
 
「Apple Card」にも注目

 同時に、ゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」、雑誌のサブスクリプションサービス「AppleNews+」、ゴールドマン・サックスとMastercardと提携した、Walletアプリから簡単に発行できる独自のクレジットカードサービス「Apple Card」も発表した。