YKK AP、窓やドアのカギの締め忘れをIoTで知らせる戸締り安心「ミモット」

新製品

2019/03/12 15:00

 YKK APは3月25日に、窓やドアのセンサーと専用アプリをインストールしたスマートフォンを連携し、外出時の窓やドアのカギの締め忘れを防ぐ木造戸建住宅向け戸締まり安心システム「ミモット(mimott)」を発売する。

窓に取り付ける施解錠センサー(左)と専用の受信機

 窓のセンサーと玄関ドアの電気錠(スマートコントロールキー)を組み合わせ、玄関ドアを施錠した際に、カギを締め忘れた窓や勝手口ドアをスマホに通知する。スマホのGPS機能を利用して、家から遠く離れる前にカギの締め忘れを通知する機能や、帰宅した家族が名前を登録したキーで玄関ドアを開けると通知する機能も備える。
 
「ミモット」のシステム構成

 引違い窓用クレセントセンサーと勝手口ドア用サムターンセンサーは、カギの操作(施解錠)によって発電・通信を行う技術を活用しているため、電池などの電源や配線は不要で、窓のカギを取り替えるだけで設置できる(特許出願中)。なお、センサーは、受信機1台あたり64個まで接続可能。

 利用にあたり、受信機をインターネットにつなぐための無線LAN環境が必要。機器の税別参考価格は、受信機1台、窓2か所、勝手口ドア・玄関ドア各1か所の場合で12万円、利用料金は受信機1台あたり税別月額500円。