カーボン素材を採用した新耐衝撃構造「G-SHOCK」、高強度と軽量化を実現

新製品

2019/02/28 16:08

 カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として航空コンセプトの「GRAVITYMASTER(グラビティマスター)シリーズ」で、新開発の耐衝撃構造「カーボンコアガード構造」を採用した「GWR-B1000」を3月15日に発売する。カラーがブルーとブラックの「GWR-B1000-1A1」、グレーとブラックの「GWR-B1000-1A」を用意。価格はオープンで、税別の実勢価格は9万円。

「GWR-B1000-1A1」(左)と「GWR-B1000-1A」

 GWR-B1000は、航空機の機体にも使われているカーボン素材の特性である「耐衝撃性」「剛性」「耐劣化性」を生かしたほか、ケースと裏蓋を継ぎ目なく一体化させた「カーボンモノコックケース」によって、高強度でありながら約72gの軽量化を実現している。また、ケース側面のボタンを覆うガードがなくても、ボタンシャフトや基板への直接衝撃を抑制できるようにした。

 バンドに、カーボンファイバーインサートバンドを採用。外気に触れる全てのメタルパーツにチタンを用いて、軽量化だけでなく防錆性能も備えている。Bluetooth接続や標準電波受信による時刻修正で、航空ミッションに求められる時刻精度も確保している。