電子辞書を超えた電子辞書「EX-word」シリーズの魅力に迫る

PR

2019/02/28 08:00

 分からない英単語や言葉、最新の用語などを調べる際に役立つのが電子辞書だ。英語辞典や国語辞典、百科事典など、多彩なコンテンツを搭載。意味を調べたいときに、信頼性の高い情報ですぐに調べることができる。近年では、搭載しているコンテンツに学習教材も充実し、多くのモデルが、英語の資格試験対策をはじめ、中高生の定期テストや受験勉強にも活用できる。

 そんな電子辞書で、盤石の人気を誇るのがカシオ計算機の「EX-word」シリーズだ。「BCN AWARD」の電子辞書部門で圧倒的なシェアを獲得し、14年連続14回目の最優秀賞を受賞。ユーザー評価の高さがうかがえる。しかも、2019年の新モデルでは、さらに進化を遂げている。

 今回紹介する、2月8日に発売したフラッグシップモデル「XD-SR20000」は、「広辞苑 第七版」や「小学館ランダムハウス英和辞典」をはじめ、ビジネスに役立つ200コンテンツが収録されている。通訳者など、言葉のプロも愛用するプロフェッショナル仕様モデルだ。
 
フラッグシップモデル「XD-SR20000」

 電子辞書のコンテンツが充実しているとはいえ、今や誰もがスマートフォン(スマホ)を持ち、中には何でもスマホで済ませるというケースもあるだろう。調べものに関しても、スマホで十分という人もいるのではないか。そこで、XD-SR20000でEX-wordの使い勝手はどのようなものか、試してみた。

 実際に試してみて分かるのは、電子辞書という専用機である使いやすさだ。スマホで調べるとなると、まずロックを解除してブラウザを立ち上げてキーワードを入力。ヒットした辞書サイトで意味を確認するというステップが必要となる。もしくは、インストールした辞書アプリを起動して調べるのが一般的だろう。

 EX-wordでは、その手間がない。辞書を立ち上げ、キーワードを入力して、検索するだけだ。ホーム画面には収録コンテンツを横断検索できるキーワードボックスがあるので、EX-wordを開いてすぐに検索作業に取り掛かることができる。非常に快適だ。また、物理キーボードを搭載しているのもいい。ソフトウェアキーボードよりもキーピッチが広いので、すばやく文字を入力できるのは、非常に快適だった。さらに、画面スクロールスピードやコンテンツ選択時の反応など、ストレスを感じることはほとんどないことも評価に値する。
 
すぐに調べものに取り掛かれるのが電子辞書の強み

 そんな特性は、仕事中にも役立つ。例えば、会議や打ち合せ中の調べ物だ。会議中に知らないビジネス単語に出会ったら、「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」を使ってすぐ検索できる。分からない言葉の意味を素早く調べることができるのはもちろん素晴らしいが、周囲からの印象も違う。

 スマホを操作していると、私用でSNSを使っていたりゲームで遊んでいたりなどと、勘違いされてしまうことがしばしば。電子辞書で調べるとなれば、周囲から白い目で見られることを心配せずに調べものができる。社会人にとっては、大きなメリットだ。

 語学学習にも大活躍。リスニングを学ぼうと思った場合、正直、気軽に音声を再生できるスマホが一択のイメージといえよう。ただ、スマホは曲者で誘惑が多い。インターネットで趣味のサイトを見てしまったり、ゲームを開いてしまったりと、学習以外のことに思わず気を取られることもある。

 しかし、本体を開いてすぐに教材を開けるEX-wordなら、学習に集中できるのだ。また、英語学習は教材の選択肢が多い。EX-wordはあらかじめ実績のあるコンテンツを準備してくれている点も、忙しい社会人にぴったりだ。

 もちろん、リスニング対策だけでなく、英検やTOEICの過去問や予想問題などの教材も収録されている。こうした教材は、「ENGLISH TRAINING GYM」として一括管理。ボキャブラリー、リスニング、スピーキングなど、学習のプランニングから進捗管理まで任せられる。まさに自分専用の学習トレーナーがついている感じだ。
 
英語学習コンテンツを迷わず計画的に学習できる「イングリッシュトレーニングジム」

 ユニバーサルデザインのアウトラインフォントを採用することによって、文字の輪郭が滑らかで文字が見やすくなったことも大きい。濁点や半濁点も一目で判別でき、スムーズに文字を読むことができる。文字のサイズも5段階で調整でき、拡大しても文字の縁がぶれずに、はっきりと見える。明朝体とゴシック体の切り替えも可能だ。
 
ユニバーサルデザインのフォントを搭載し、文字の可読性を向上

 インターフェースを一新し、操作性も大幅に向上している。英和辞典や和英辞典、国語辞典などの一般的な辞書だけでなく、百科事典や薬辞典のほか、マナーブックなどといった実用系まで、多彩なコンテンツを収録している一方、課題だったのが目当ての辞書を探すのに時間がかかることだ。

 しかし、EX-wordの新モデルでは、辞書を「英語系」や「国語系」などのジャンルごとにカテゴライズ。さらに、ホーム画面に辞書を登録して、よく使うコンテンツをワンタッチで呼び出すことも可能になった。
 
目当ての辞書を効率よく探すことができるホーム画面

 調べるだけでなく、積極的に学ぶためのツールとしてもEX-wordは活用できる。新モデルでは、音声再生環境の向上によって効果的なリスニング学習は可能になった。「スリムリフレクションスピーカー」で音声が聞き取りやすくなったほか、新音声圧縮技術を採用し、効果的なリスニング学習が可能になった。

 使えば使うほどに便利さを感じるEX-wordは、プロフェッショナルモデルの他にも教養や趣味などに適したモデルや、高校生や中学生、小学生にぴったりの学習教材を収録した学生向けモデルも各々リリースしており、ラインアップの豊富さにも定評がある。どんな人でも、自分にぴったりの1台を見つけることができる。