放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は1月24~25日の2日間、都内イベント会場で、放送局やプロダクションなどのA-PAB会員向け「4K8K制作ワークショップ2019」を開催している。

「4K8K制作ワークショップ2019」の模様

 初日の24日は10時~18時10分まで開催。プログラムは、講演と作品の上映・解説が交互に行われる構成になっている。

 講演では、地方テレビ局の技術局やプロダクションのプロデューサーがコンテンツ制作機器の現状やケーブルテレビ局での4Kコンテンツ制作の取り組み状況などについて課題や展望などが語られた。上映では、地方局の制作局長や編成局、報道局の部長などが、ドラマやドキュメンタリーを上映しながら解説を加えた。

 13時から13時55分まで行われた「成熟期を迎えた4Kコンテンツ制作機器」というタイトルの講演では、4Kカメラで撮影した完成原版をHDダウンコンバートして、テレビ側でアップコンバートした映像が、同じHD解像度でHDカメラで撮影した映像と比べて不思議とキレイに見えるなど、制作現場からの生の声が聞けた。
 

 講師を務めたプロダクション会社であるキュー・テックの小池俊久エグゼクティブプロデューサーは、「テレビのアップコンバート技術が向上している」との見方を示した。また、コントラストの表現力が注目されがちなHDR技術についても「輝度だけでなく、階調表現が豊かである点も意識してほしい」と語っていた。