【会見速報】VAIOから新発想の2in1ノートPC、フラップ機構で弱点を克服

新製品

2018/11/13 14:45

 VAIOは11月13日、ノートPCの新製品として独自開発のフラップ機構で重心を安定させた2in1ノートPC(2in1)「VAIO A12」を発表した。価格はオープンで、税別の実勢価格は個人向けカスタマイズデルは12万1800円から、標準仕様モデルは20万7800円から。

独自のフラップ機構で2in1の弱点を克服した「VAIO A12」

 クラムシェルとタブレットへの形状変化が可能な2in1は、働き方改革などモバイルニーズの高まりで増加しているが、弱点もある。代表的なものが、バッテリーを搭載するタブレットが液晶画面になるので、重心がマシン後方にかかってしまうことだ。画面の角度が大きくなると、マシンが転倒してしまい、クラムシェルとしての快適性を損なっていた。

 そこで、VAIOが開発したのが分離する2枚のプレートの間に重心バランスをとるフラップを採用した新機構。キックスタンド型の2in1で難しい膝の上での作業なども快適にこなすことができるという、ノートPCとして妥協のない設計に仕上げた。

 タブレット部分は12.5インチと大型ながら、厚さが7.4mm、重量が607gと薄型軽量。VAIOのノートPCの特徴である、19mmフルピッチの静音キーボードやストレスなく作業できる無限パームレスト、豊富な拡張端子などにも対応。バッテリーは、最大15時間の長時間駆動だ。プレミアムエディションとして「ALL BLACK EDITION」も発売する。