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フィリップスから電気シェーバー最上位機種「S9000プレステージ」、ワイヤレス充電Qiにも対応

 フィリップスは、10月15日、電気シェーバー「S9000プレステージ」の発表会を開催した。9月26日から販売を開始しており、価格はオープンとしている。

“ラグジュアリー”をイメージして設計された「S9000プレステージ」を手に取る
TKOの木本武宏さん・木下隆行さん

 「S9000プレステージ」は同社の電気シェーバーの最上位機種。8方向に130°可動するシェービングヘッドを搭載する回転式で、深剃りと肌へのやさしさを両立している点が特徴だ。

 三つのシェービングヘッドには内刃と外刃が備わっており、外刃がヒゲを捕え、内刃が刈り取る仕組み。ナノ粒子技術によって内刃はシャープに、外刃は確実にヒゲを捕える構造に見直すことで、シリーズ史上最高の深剃りを実現した。他方、シェービングヘッドの表面をメタルビーズコーティングすることで、肌への負担を軽減している。
 
フィリップスの電気シェーバーの代名詞である回転式のシェービングヘッドを改良。
シリーズ最高の深剃りと肌へのやさしさを実現した

 新機能として、ヒゲ密度感知システムを搭載。毎秒15回の頻度で密度を感知して、ヒゲの濃さに合わせて自動でパワー調整する。また、新たにワイヤレス充電Qi規格に対応し、付属のパッドに置くだけで充電することが可能になった。
 
ワイヤレス充電Qi規格に対応。充電用パッドも付属する

 昨今、ヘルスケア分野に注力しているフィリップスでは、電気シェーバーを含むパーソナルヘルスの売上構成比が同社全体の約41%を占める。堤浩幸社長は「フィリップスは常にイノベーションを起こしてきた会社だ。現在も売上の約10%を研究開発に投資し、革新を模索している。今回、発表する電気シェーバーもこれまでにない特別なシェービング体験を提供できると自信をもっている」とコメントし、メタリックの洗練されたデザインを採用した「S9000プレステージ」を披露した。
 
「S9000プレステージ」を紹介する堤浩幸社長

 発表会には、ゲストとしてお笑いコンビTKOの木本武宏さん・木下隆行さんは登場。「ラグジュアリーがテーマなのにわれわれでいいのか……」と自虐しつつ、それぞれのラグジュアリー感や「S9000プレステージ」の使用感を語った。
 
「S9000プレステージ」の魅力を力説するTKOの二人

 もともとフィリップスの電気シェーバーを使用していたという木本さんは、「これまでも十分に深剃りできていたが、『S9000プレステージ』はよく剃れているというレベルじゃない。異次元のスッキリ感がある。あと、なんといっても語りたいのはデザイン。メタリックで男心をくすぐられる。これがあるだけで洗面所そのものにこだわりがもてる気がする」と家電芸人らしく詳細に製品についてレポート。木下さんは『S9000プレステージ』の静音性に注目し、「楽屋で話しながらでも気にならないくらい静か」と絶賛した。