キッズケータイ「mamorino4」、初のタッチ&音声操作に対応

新製品

2018/01/12 15:00

 KDDIは、充実した見守り機能、子どもが使いやすいタッチパネルや音声操作機能を備えたキッズ向け携帯電話「mamorino4」を2月上旬に発売する。カラーは、プリンセスパープル、サニーイエロー、スポーティーブルーの3色。


mamorino4

 4代目となるauの防犯ブザー付きキッズ向けケータイ「mamorino」シリーズの新製品。従来は京セラ製だったが、今回はZTEジャパンが製造を担当する。小学校低学年の子どもの手のひらを想定した、持ちやすく、保護者の操作時に小さすぎないコンパクトサイズや、ストラップホールのついた丸みを帯びたデザインは前機種から継承。カラーバリエーションには、新たにランドセルなどで人気色のあるパープルを追加。スポーティーブルーでは、ディスプレイまわりのボード部分をネイビーにし、色調の統一感を持たせた。
 

子どもが持ちやすいサイズ感。防犯ブザーを鳴らすと、居場所知らせるメールが送信される

 タッチ操作が可能な約2.8インチ液晶ディスプレイと、音声操作で電話発信やメッセージ(SMS)画面の呼び出しが可能な「音声操作補助機能」を搭載。音声操作は、タイマー・ストップウォッチ、歩数計、録音、ボイスチェンジといった、子ども向け機能の呼び出しにも対応する。

 本体の防犯ブザーを鳴らすと同時に緊急連絡先への音声発信、「居場所お知らせメール」の送信が実行される。さらに、「ココセコム」にも対応し、別途「ココセコム」を契約すると、ブザー鳴動時にココセコムオペレーションセンターへ通報する「通報サービス」を利用できる。また、保護者の携帯電話スマートフォンからいつでも子どもの居場所を確認することが可能で、連続測位による移動経路の検索もできる「安心ナビ」(有料)にも対応している。
 

別売の「充電用卓上ホルダ」を利用すると、ACアダプタを本体に挿さずに充電できる

 IPX7準拠の防水、IP5X準拠の防じん、耐衝撃性能を備え、従来は対応していなかったBluetooth 4.0に対応する。バッテリ駆動時間は、連続通話が約530分、連続待受が約300時間。サイズは幅56.0×高さ99.0×奥行き15.5mmで、重さは約105g。別売で、充電用卓上ホルダを用意する。

 なお、「mamorino4」はLTE(4G)専用となり、3G通信は利用できない。高音質な通話が可能な「au VoLTE」にも対応している。発売にあわせ、家族宛の国内通話・国内SMS送信が無料の「ジュニアケータイプラン」を提供する。新たに「mamorino4」を購入した契約時点で小学生以下の子ども限定で、月額料金は税別500円。