狭いところや低いところの掃除も可能なロボット掃除機「RV-EX1」

 日立アプライアンスは、ロボットクリーナー「minimaru(ミニマル)」の新製品として、新掃除モードを搭載した「RV-EX1」を11月25日に発売する。カラーは、シャンパンゴールド、パールホワイトの2色。価格はオープンで、税別の実勢価格は10万円前後の見込み。


RV-EX1

 複数のセンサが周囲の状況をすばやく判断し、状況に合わせて100以上の行動パターンから最適なものを選択する独自開発の走行制御「minimaru AI」に加え、ごみの多い場所を通過すると、自動的にそのエリアに戻って掃除をする新走行制御「ごみハンター走行」を追加。本体幅25cm、高さ9.2cmのコンパクトなボディで、ダイニングテーブルやイスの脚の間などの狭いところ、ソファやベッドの下など高さが低いところ、家具の間や部屋の隅などに入りやすく、掃除しにくい場所をしっかりと掃除できる。
 

清掃イメージ

 掃除モードは、従来機種と同じ、「自動」「念入り」「スポット」に加え、運転音を抑え、時間をかけてゆっくり掃除する「マナー」モード、家具の配置など状況に合わせて「壁ぎわ走行重視」「反射走行重視」「脚周り走行重視」の走行パターンを選べる「おこのみ」モードを新たに採用。掃除終了時や電池残量が少なくなった場合などは、自動で充電台に戻る。

 本体には、小型で送風機の効率を向上させた「小型ハイパワーファンモーターR」を新たに搭載し、高い集じん力を実現。吸込口には床面の溝などからごみをかき出す「回転ブラシ」と、カーペットに付着した綿ぼこりをかきとる「かきとりブラシ」を組み合わせた独自の「ダブルかきとりブラシ」を採用しており、さまざまな床面に対応する。

 自動で充電台に戻る際には、ダストケース内のごみを強い気流で圧縮する「ごみプレス」運転と、回転ブラシを逆回転させてブラシに付着したほこりをクリーニングする「ブラシ自動おそうじ」を行うなど、メンテナンス性にも優れている。

 「スポット」モードで運転できる専用ボタンを備えた新リモコンが付属する。掃除時間は最長約60分(自動モード時)。サイズは幅250×高さ92×奥行き250mmで、重さは2.3kg。