ディーアンドエムホールディングスは、オーディオブランド「デノン」の「デザインシリーズ」からプリメインアンプの新製品「PMA-60」を10月上旬に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は7万円前後の見込み。


デノンの新プリメインアンプ「PMA-60」

 ディーアンドエムホールディングス国内営業本部営業企画室マーケティンググループの志田鷹平氏は「近頃はインターネット経由で音楽を聴く機会が増えている。視聴環境が多様化するにつれ細分化する消費者の要望に応えるため、手軽に本格的なHi-Fiオーディオが楽しめるようにした」と、開発の経緯を説明する。
 

ディーアンドエムホールディングス国内営業本部営業企画室マーケティンググループの志田鷹平氏

 2014年に発売した「PMA-50」の後継モデル。デザインシリーズは、フルサイズに匹敵する音響性能と、現代的なインテリアにマッチするデザインを兼ね備えたHi-Fiコンポーネント。コンパクトな本体は、縦横どちら向きでも置ける設計なため、さまざまな場所に設置できる。使い勝手を損なわないよう、縦横の置いた向きに合わせて液晶画面の表示も切り替わる。
 

縦に置けば液晶の表示も切り替わる

 PMA-60のアンプには、クアルコムのデジタルアンプソリューション「DDFA」の最新バージョンを採用したClass Dパワーアンプを搭載。高速で精度の高いデジタル・フィードバック・ループで、これまでClass Dアンプの課題であった歪みの多さや電源変動による音質劣化を克服した。今回採用した最新のDDFAは、従来の2チップ構成を1チップにまとめたことで、回路設計と部品選択の幅を広げている。

 また、デジタル音源を再生する際には、「Advanced AL32 Processing Plus」によるデジタル録音時に損失した音の補完処置、ボリューム調整、増幅、フィードバック処理をすべてデジタルで行い、外来ノイズの影響を排除する。さらに、USB-DAC機能は、DSD11.2MHz、PCM384kHz/32bitの入力に対応する。
 

PMA-60の背面

 定格出力は、8Ωで25W+25W、4Ωで50W+50W。デジタル入力端子はUSBのType-B、同軸デジタル入力、光デジタル入力×2で、アナログはアンバランス入力、無線接続はBluetooth3.0とNFCに対応する。横置き時のサイズは高さ86×幅200×奥行き258mmで、重さは2.7kg。