モバイル保険がサービス拡充、キャッシュレスリペアを開始

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2017/06/27 15:30

 さくら少額短期保険は6月26日、スマートフォン・PC・タブレット端末・ゲーム機などの修理代を補償する「モバイル保険」のサービス拡充を発表。全国の提携修理店で現金不要で修理を受け付ける「キャッシュレスリペア」を開始した。


「モバイル保険」の契約者が全国の提携修理店に持ち込めば現金不要で修理する

 「モバイル保険」は2016年5月に国内初のユーザーに紐付くデジタルデバイスの保険として誕生。月額700円で1ユーザー当たり最大3台、年間10万円まで故障や破損に伴う修理費用、盗難や水没による損害を補償する。6月末時点で登録ユーザーは約5万人で、年内中に10万人を目指している。
 

「キャッシュレスリペア」の申請画面

 新たに開始した「キャッシュレスリペア」は、さくら少額短期保険と提携する修理店(リペアパートナー)であれば、来店時に現金を支払うことなく修理を受けることが可能。保険金申請書類を作成する必要がないので、複雑な手続きの手間を省略できることもメリットだ。

 信頼性を確保するため、提携パートナーは、「iCrached Store」「Sma-cle メガネスーパー」「リンゴ屋」など、総務省登録修理業者もしくはメーカー正規修理店に限定。当初は全国23店舗で、iPhoneの画面割れの修理のみ対応するが、今後は他の部位、他の端末にも修理対象を拡大し、同時にリペアパートナーも拡大していく。