日立マクセルが昨年発表したプロジェクター「SP-1J」が、注目を集めている。スマートフォン(スマホ)などのさまざまな端末と接続可能で、机に置いた状態で36インチの画面を投写できる、手軽でユニークな製品であることが、その背景にある。


グループミーティング中のプレゼンが向き合いながらできる

 SP-1Jの大きな特徴は、36インチの画面の机上投写を小型なきょう体で実現したこと。独自技術「自由曲面光学技術」により、画面サイズを保ちながらレンズとミラーを小型化することに成功。重さやサイズを抑えているので、持ち運びやすい。こうしたユニークさが、注目される要因となっている。
 

SP-1J

 画質については、独自の映像表示技術「HDCR(High Dynamic Contrast Range)」により、照明の下でもはっきりとした画像を投写できる。また、光源は3色LEDを採用しているため、電源を入れてからの立ち上がりが早い。
 

日立独自の技術により、500lmでもはっきり投写できる

 接続は手間がかからず、選択肢が多い。コンピュータ信号入力端子や、HDMI端子だけでなく、Androidの端末なら、アプリを介することなくMiracastで接続が可能だ。iOSもアプリを使えば無線で利用できる。このほか、USBメモリからも直接画像を読み込んで投写できる。
 

無線・無線を含め接続が充実

 また、「EZCast Pro」など市販の無線ドングルを使えば、iOS端末でもアプリをインストールすることなく、ワイヤレスでスマホ画面のミラーリングができる。
 

「EZCast Pro」はiOS以外のOSにも対応する

 使用シーンは、グループミーティングやゼミ活動、外出先でのプレゼンテーションなど。さらに、手元で作業している作業者の目線を、見下ろす視点で再現できる点から、研修や教育でも使用されている。
 

温度センサを採用し、熱の移動で画面を送ったり戻したりできる「ジェスチャー機能」を搭載

 表示方式はDLP方式で、スピーカーは1.0W。重さは約1.2kgで、サイズは高さが65×幅が265×奥行きが198mm。価格はオープンだが、実勢価格は17万円前後で販売している。